大幅下落のマイクロソフト:月曜の取り引きはどうなる?

マイクロソフトが11%も下げている。今月は決算だから、おそらくガッカリな内容の決算を発表したのだろうと思ってニュースを調べてみると、こういうヘッドラインが見つかった。
マイクロソフト決算、10%増収も予想下回る
下はマイクロソフトの日足チャートだが、最近、買いシグナルとなる三角形からブレイクアウトしていただけに、今朝の下げに巻き込まれてしまった人が多かったのではないだろうか。



1が今日の陰線だ。大きな窓(ギャップ)で分かるように、寄付き早々から売りが殺到し、正にパニック売りだ。買いシグナルとなる三角形からのブレイクアウトが起きたのは7月11日(2)。しかし、3と4の陰線で分かるように、決算を警戒した人たちの売りがあったようだ。(赤い線は50日移動平均線)

ライアン・デトリック氏(シェイファーズ・インベストメント・リサーチ)は、マイクロソフトに関する、こういう統計を発表している。

青で囲ったDaily Returnは、過去マイクロソフトが記録した一日の下落率上位11になる。最大の下げ(マイナス30.1%)が起きたのは1987年10月19日、マーケットが暴落したブラック・マンデーだ。(マーケット終了までまだ2時間ほどあるが、今のところ今日のマイクロソフトの下げは、下から三番目、2000年12月15日の下げ幅に相当する。)

赤で囲ったNext Day Returnは、大幅下落のあった翌日の成績だ。1987年10月19日の暴落の翌日、マイクロソフトは6.1%の上昇となった。数えてみると、大幅下落の翌日が上げとなったのは5回、そして平均上昇率は3.28%。大幅下落の翌日が下げとなったことは5回あり、平均下げ率は5.44%。そして、大幅下落の翌日が±0の変わらずだったのは一度起きている。

ということで、大きな下げとなった翌日の成績は5勝5敗1分。正に半々だから、来週月曜の取り引きでマイクロソフトが上げる確率も半々としか言いようがない。(1-Week Retuenは1週間後の成績、2-Week Returnは2週間後の成績、1-Month Returnは1カ月後の成績が示されている。)

もう一度、日足チャートを見てみよう。



50日移動平均線(1)を既に大きく割り、まだもう少し距離はあるが、200日移動平均線(2)も見えてきた。こんな下げ方だけに、4月に200日移動平均線を突破(3)したところで買った人たちも、今日の大幅下落を見て持ち株を処分していることだろう。とにかく、今日の大きな窓を開けての下げでチャートが壊れてしまっただけに、これが修復されるにはかなりの時間がかかりそうだ。


(参照した記事:マイクロソフト決算、10%増収も予想下回る

ライアン・デトリック氏のデータ

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