金の下げを見ていたら昔の失敗を思い出した

今日も金が下げています。空売っている人たちは笑いが止まらないことでしょうが、買いポジションを持っている人たちは、こんな心境ではないでしょうか。






昔の話ですが、私は金の空売りで、かなり痛い思いをしたことがあります。夜も寝ず、香港やロンドンの金市場を監視し続けたものです。直ぐに損切れば良かったのですが、オフィスの中で一番金に通じている先輩の「金は売りしか有りえない」という言葉を信じきり、最後まで付き合ってしまいました。

金に対する投資心理が冷え込んでいます。


チャート:SentimenTrader.com

上のチャートは昨日のブログに載せたものですが、個人投資家たちの金に対する強気センチメントが示されています。円の部分を見てください。現在の強気センチメントは29.37%という極めて低いレベルにあり、買い手は正に意気消沈です。

下は投資心理の周期です。




1、楽観 2、興奮 3、スリル 4、陶酔 5、ここが最高の買いチャンスだ! 6、心配 7、現状の否定 8、恐怖 9、自暴自棄 10、パニック 11、降伏 12、落胆 13、鬱的な状態 14、希望
15、安心 16、楽観

今日、金の投資家たちが体験しているのは、どのステージでしょうか?明らかなのは、2、興奮 3、スリル 4、陶酔ではありません。該当するのは、8、恐怖 9、自暴自棄 10、パニックだと思われます。

11番目の降伏にはまだ達していないようです。皆が本当に降伏してしまうと、この辺で買ってみようなどといった声は聞こえなくなります。ですので、現時点では金の下げは止まったと言うことはできません。

下は金のETFの週足チャートです。




矢印で示しましたが、移動平均線の方向に注目してください。上昇基調、天井、下げ基調の様子を明確に見ることができます。現在の移動平均線は下げですから、これが下げ止まり横ばいになり、そして上昇の兆しが見え始めるのを待ちたいと思います。

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