キー・レベルに挑戦する日経225インデックス・ファンド

先週、力強い陽線を形成した日経225インデックス・ファンドは、+1.23%で月曜の取り引きを終了です。下は週足チャートです。





・ 1が先週出来上がった陽線です。上昇する30週移動平均線(2)がサポートになり、ほぼ高値引けの強い陽線です。30週移動平均線は150日移動平均線に相当し、多くのトレーダーに利用されています。
・ 3-10-16に設定したMACDのスローライン(3)はゼロライン(点線)より上にあり、日経225インデックス・ファンドは買い基調にあることが示されています。更に、ファストライン(4)はゼロラインを割っていますから、押し目買いチャンスのシグナルも出ていました。

しかし、日足チャートには違った様子を見ることができるので、ここからは空売りが積極的になる可能性があります。



・ 20日移動平均線(1)の傾きで分かるように、中期トレンドは下げ方向です。
・ 38.2%の値戻しレベル(2:5月22日の高値から6月6日の安値で測定)が目先のレジスタンスになっています。
・ MACDのスローライン(3)はゼロラインより下ですから、これは売り基調を示し、このままファストライン(4)がゼロラインを突破すると戻り売りチャンスのシグナルが発せられます。
・ 株価は安値から回復中ですが、この上昇に伴う出来高(5)は減少しており、積極的な買い手の参加が見られません。

週足チャートからは買いシグナル、日足チャートからは売りシグナル、どちらに従うべきでしょうか。波で表現すれば、週足が大波、日足は小波になりますから日足を無視して週足の買いシグナルを優先するべきでしょうか。

極論すると、現時点では買いにも売りにも参加するべきではありません。言い変えると、もし買うのであれば、週足からも日足からも同様なシグナルが出ている銘柄を選ぶべきです。一例を挙げると、オンライン証券会社のアメリトレードです。



週足チャートです。

明らかなアップトレンドです。MACDのスローライン(青)もゼロラインより上ですから基調は買いです。



日足チャートです。

週足チャートと同様な様子を見ることができます。上昇する移動平均線で分かるようにトレンドは上げ方向、そしてMACDのスローラインは買い基調を示しています。

買われすぎなものほど上昇が続く、といったことがよく言われますが、その原因の一つは日足からも週足からも買いシグナルが出ているためです。ということで、長い時間軸のトレンドと短い時間軸のトレンドを確認することをお勧めします。

コメント

picho さんのコメント…
とても勉強になりました。
為替でドル円、ユーロ円も、現在、週足は買い基調の押し目、日足は売り基調の戻り待ちの状態です。
20日移動平均が上、20週が下のサンドイッチです。
どうしたものか??・・今は何もしなくていいよ~ということだと思いました。^^
いつもありがとうございます。
T Kamada さんの投稿…
pichoさん

コメント有難うございます。

やり易い環境でトレードをするために、長い時間軸と短い時間軸が同方向に動く銘柄を選ぶことは大切と思います。特にトレンドを重要視したトレードでは、二つの時間軸が一致することは、トレードで勝つ確率を高めると思います。
Picho さんの投稿…
ありがとうございます。注意して見てみます。