いよいよ夏休みが始まったアメリカ

アメリカは夏休みが始まった。家族揃って旅行を計画している人も多いと思うが、こういう報道があった。

夏の旅行計画に現在の米国経済状態を見ることができる。上昇する住宅価格、急騰する株価のお陰で、富裕層に属する人々は豪華な旅行を計画している。しかし、一向に上がらない給料、年々高くなる家賃などの問題に直面する大多数のアメリカ人に遠出の計画は無い。

これを読んだら、岡本氏のブログに出てくるラオウの言葉を思い出した。

1等が当たっている宝くじを俺様に上納しろと言っているのに、いつもスカじゃないか。1等が当たってるのを持ってこい。この世でカネで買えないものはないっ。分かったか。この野郎!

腐るほど金があったら、どんな生活ができるのだろうか。本当に裕福な人から見れば、ビジネスクラス、ファーストクラスの空の旅など不便で困ることだろう。スーパー・リッチは自家用ジェットを持っているから、好きな時に好きな場所へ行くことができる。

先日、ある金持ちの家へ招待された。人里離れた丘に建っている邸宅なのだが、ベッドルームも含めて、どの部屋にもカーテンが無い。そのことを家の主に尋ねたら、「近くに住んでいる人はいないから覗き見する人などいない」、と回答してくれた。(たしかに隣に建っている家は無い。)

大学に行っている長男、長女の部屋も見せてくれたが、とにかく広い。この二部屋に我が家の全部屋が収まりそうな広さだ。その他にもテニス・コート、ジャクージー、プール、サウナと色々なものが揃い、これだけあったら旅行などする必要はないな、と思った。

ここで、はたと考えてしまった。このような裕福な家庭で育った子どもは、こういう生活が普通だ、と思っていることだろう。こんな子どもたちは、プールはありません、テニス・コートはありません、ジャクージーもありません、などという庶民の生活をどの程度理解できるのだろうか?

ほとんどのアメリカ人に遠出の計画はないということだが、だからと言って家でゴロゴロしている訳ではなく、車で数時間で行ける場所への旅行計画はある。ここロサンゼルスの場合なら、サンディエゴ、パームスプリングスといったところが人気であり、もう少し足を伸ばせる人ならラスベガスという選択肢もある。

スーパー・リッチから見れば10億円など大した金額ではないが、私たちは時々「もし10億円当たったらどうする?」、といったことを友人たちと話すことがある。

・ さっそく会社をやめる。

・ 車を買う。

・ 一家揃って旅行をする。

・ 商売を始める。

・ 慈善団体に寄付する。

他にも、ここに書けない回答が2、3あるが、私たちの考えることは陳腐だ。もちろん、素晴らしい画期的なアイデアがあれば、私たちはとうの昔に金持ちになっている。

こういうジョークがある。

「彼はどうやって、あんなに金持ちになったのかな?」

「昔からの方法さ。」

「昔からの方法?」

「遺産相続だよ。」


さて、明日から夏の相場開幕。ゴールを目指して張り切って行こうと思っている。


(参照した記事:Summer travel forecast: Better, but no blowout

「岡!」とふてぶてしくガンを飛ばす化け猫ラオウ



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