大幅下落の日本株、しかし出来上がったのは長い陽線





いつも悲観的、批判的なことを言うzerohedgeは、さっそくこうツイートです。「日経225の動きは、政府の財政政策の失敗が始まったという予告だ。」

とにかく今朝は、東京株式市場の大幅下落が話題です。下げのきっかけは中国、と報道されていますが、下は朝日新聞からの抜粋です。

期待先行で進んできた日本の金融市場に、急ブレーキがかかった。昨秋から一本調子で上がってきた日経平均株価は、約13年1カ月ぶりに1143円も値下がりして、円安も止まった。長期金利の乱高下も続いている。相場の上昇を頼りにしてきた安倍政権の経済政策「アベノミクス」に暗雲がたちこめている。

これを読んだ人たちはどう思うでしょうか。「今日の下げは絶好の買いチャンスだ!」、それとも「更なる大幅下落が来る前に持ち株を処分しよう」、と判断するでしょうか。



マーケット終了まであと45分ほどありますが、上は日本株のETF、WisdomTree Japan Hedged Equity Fundの日足チャートです。東京市場の強烈な下落を受けて、ETFは大きな窓を開けて約8%の下げでスタートです。しかし、売りに大した後続はなく、見てのとおりETFは長い陽線を形成しています。下は5分足チャートです。



寄付き最初のローソク足が今日の安値となり、順調な回復ラリーが展開されています。もちろん、今日の下げで短期アップトレンドが崩れた訳ですから、目先的には、いくつかのレジスタンスレベルに挑戦しなくてはいけません。



30分足チャートに、昨日の高値から今朝の安値を結んでフィボナッチの値戻しレベルを入れたものです。先ず、株価は第一のレジスタンス38.2%の値戻しレベルを越え、その直ぐ上で現在横ばいです。見てのとおり、今朝のギャップ(窓)を完全に埋めるためには、更に50%、そして61.8%の値戻しレベルを克服しなければなりません。日足チャートに戻りましょう。



窓を埋めた場合は、崩れた短期アップトレンドラインがレジスタンスになる可能性があります。

大きなギャップで波乱なスタートでしたが、出来上がったローソク足は極めて長い陽線です。海外の投資家にとって、今日の日本株の下げは待っていた押し目買いチャンスとなったようです。


(参照した記事:株暴落、きっかけは中国 歯止めかからず、なぜ

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