アナリスト予想を既に突破してしまった米国株式市場

2012年12月31日、S&P500指数の終値は1426.19だった。先週金曜の終値は1667.47だから、S&P500指数は16.9%の上昇だ。

アナリストたちは、2013年のマーケットを、どう予想していたのだろうか?下は、大手金融機関のアナリストが発表した、今年のS&P500指数の目標値だ。(数値は、2013年のS&P500指数の終値を予想したもの。)


資料:ビジネス・インサイダー

先ず、一番上のWells Fargoを見てみよう。1390という弱気な予想だ。この予想が的中するためには、S&P500指数は、金曜の終値から16%ほど下落する必要がある。

最も楽観的な目標値を発表したのはCitiのアナリストだ。予想される今年の終値は1615だから、S&P500指数は既に目標に達している。言い換えると、Citiのアナリストの見方が正しい場合は、今年後半のマーケットは良くて横ばいだ。

アナリストたちの予想平均値(AVERAGE)は1534だ。この予想が実現するためには、金曜の終値からS&P500指数は8%ほど下げる必要がある。

ビジネス・インサイダーはこう書いている。

今年に入ってから、アナリストたちは考えを変え、次々と予想値の変更発表だ。もちろん、予想どおりマーケットは最終的に下げる、と意見を変えないアナリストもいる。どちらにしても、アナリストの意見を参考に投資していた個人投資家たちも意見の修正が必要だ。(例えばゴールドマン・サックスは、予想値を1575から1625に上方修正している。)

次に、毎週AAIIから発表される、個人投資家たちの強気センチメントを見てみよう。


チャート:SentimenTrader

下半分が強気センチメント(5月16日時点)だ。今回の数値は38%となり、上昇するマーケットとは反対に、前回の41%から3ポイント下がっている。という訳で、マーケット過熱を示す50%に達することなく強気センチメントは下がってしまった。良く解釈すれば、個人投資家たちは冷静だ。


(参照したサイト/記事: Literally Every Strategist On Wall Street Has Been Wrong About The Stock Market


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