2013年5月17日金曜日

低迷が続く金 -- 白旗はそろそろ上がる??

早いものでもう5月の17日、あと2週間もすればアメリカは夏休みです。さて話題になっているのは金です。下の見出しはマーケット・ウォッチからですが、金が7日間で109ドルの大幅な下げとなったことが伝えられています。




下げ原因として挙げられているのは、見通しが明るくなった米国経済、そして約3年ぶりの高値を記録したドルです。

金は更に大きく下げる。向こう1年以内に1オンスあたりの価格は1100ドル、そして向こう5年以内に1000ドルを割ることだろう。資産保護を目的に金を買う意味は既に無くなり、3年以内にインフレに襲われる可能性もほとんど無くなった。金の現物需要が最近大きく増えていると報道されているが、これは安売りに集まる客のようなもので、単なる一時的な現象だ。(リック・デベレル氏 -- クレディ・スイス) (金曜、金の6月限は1.89%安、1364ドル70セントで終了。)

下のチャートは、16日(木)に発表された、ハルバート・ゴールドセンチメントです。


チャート:SentimenTrader

円で囲いましたが、金の強気センチメントは、ここ5年間で見たことのない低レベルに下がり、悲観論者が圧倒的に多い状態です。これだけ皆が弱気な状態ですから、ひょっとすると大底ではないにしても、一時的な底が近い可能性があります。下は金のETFの日足チャートです。



現在4月の安値のテスト中です。位置的には、空売りの買い戻しが起きてもおかしくない場所ですから、この辺が一時的な底になって、数日間の弱いラリーが展開される可能性があります。もちろん、トレンドは下げ方向ですから、売り手にとって反発ラリーは再度空売る好機会になります。

最近、金の現物買いが増えているとのことですが、こういうチャートがあります。


チャート:ZeroHedge

青い棒線は金の現物需要が示されています。2012年に底打ちとなり、上昇が始まっています。赤の棒線は金のETF需要状況です。2013年に入ってからマイナスに転じ、資金が大きく流出しています。バークレイズのアナリストは、「金のETFからの資金流出のスピードが直ぐに衰えそうな兆しは見えない」、と語っています。ということは、金のETFは4月の安値を簡単に割ってしまう、というシナリオも有りえる訳です。

次に、金のETFの月足チャートを見てみましょう。



入れた指標はパラメータを3-10-16に設定したMACDです。先ず、スローライン(1)はゼロラインを割り、金が売り基調であることが示されています。2の赤い線はファストラインです。このままスローラインがゼロラインを下回った状態で、ファストラインがゼロラインを上抜けると、ファーストクロスの売りパターンが出来上がります。この月足レベルでは、まだ売り基調になったばかりですから、もうしばらく下げが続きそうです。

ファーストクロスの買い/売りパターンは下記を参照ください。

好きな買いパターン: ファーストクロス

ファースト・クロスの売りパターン


(情報源:Gold sinks for seventh session in a row

SentimenTrader

Gold Demand In One Chart: Physical vs ETF)

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