中国経済の減速懸念: 最近の中国株の動き

中国経済が転倒しかねない理由 日本も経験した減速、低成長モデルへの移行を管理できるか(JB PRESS)
中国GDPに粉飾疑惑 「減速」どころか実態深刻か 水増し報告当たり前…(zakzak)
NY銅:3週間ぶり高値から下落-中国経済の減速懸念で(ブルームバーグ)
アングル:中国景気減速でコモディティ離れ、好調な株式に運用シフト(ロイター)
最近目立つのは、中国の経済減速を伝える報道だ。こんなニュースを聞いたら中国株など買う気がなくなってしまうが、下は中国株のETF、iShares FTSE China 25 Index Fund (FXI)の日足チャートだ。



200日移動平均線(1)はなだらかに上昇し、長期トレンドは上げ方向であることが分かる。そして注目したいのは、株価は下降するトレンドライン(2)を突破しただけでなく、200日移動平均線の上に戻っている。




4月17日から5月10日まで(灰色の部分)の動きを見てみると、この期間の上昇率は10.31%になり、S&P500指数(+5.26%)、日経225インデックス・ファンド(+7.78%)より好調だ。次に一目均衡表を見てみよう。



転換線は基準線を既に上抜け(1)、遅行スパンもローソク足を上回っている(2)。ローソク足はまだ雲の中だが、金曜の終値(3)で分かるように、そろそろブレイクアウトしそうな様相だ。

もう一度ヘッドラインを引用しよう。

アングル:中国景気減速でコモディティ離れ、好調な株式に運用シフト(ロイター)

下はコモディティのETF、PowerShares DB Commodity Index Tracking (DBC)の日足チャートだ。



トレンドは下げ方向だが、4月17日から5月10日まで(灰色の部分)の成績は+3.25%になる。もちろん、ダウントレンドにおける一時的な戻しだから、これは空売りの好機会と見ている人も多いことだろう。しかし、ハーモニック・パターンを重要視する人たちは、週足チャートには買いパターンが形成されていうと言う。



なるほど、ガートレーが形成されているようだ。ハーモニック・パターンを使っている人は、それほど多いとは思えないが、こういう線を引いている人はけっこういそうな気がする。



という訳で、下降するチャンネルの上限付近まで株価は戻す可能性がありそうだ。

コメント