石炭は半値八掛け二割引??

ギャラップ社の調査によると、エネルギー源として人々に最も嫌われているのは石炭だ。下のチャートを見てほしい。



石炭関連の銘柄に投資している上場投信Market Vectors Coal(KOL)の週足チャートだ。かつて50ドルを超えていた株価は今日たったの22ドルで取り引きされ、いかに石炭が嫌われているかが分かる。

矢印が示すように、トレンドは明らかに下げ基調だが、赤い二本の線で分かるようにレンジが形成され、株価の方は2012年6月頃から横ばいとなっている。更に、現在の株価はレンジ下辺のテスト中だから、反発するようなら買ってみようと計画している人たちがいる筈だ。

もしレンジの下辺を割った場合は、どのあたりまで下げるだろうか。一般的なのは、レンジの幅を使っての計算方法だ。言い換えると、下げ幅はレンジの幅と同様になる。

レンジの上辺:26ドル30セント
レンジの下辺:21ドル50セント

レンジの幅:26ドル30セント-21ドル50セント=4ドル80セント

下げ目標値:21ドル50セント-4ドル80セント=16ドル70セント

ということで、もしレンジの下辺を割った場合、目標株価は16ドル70セントになるが、実はこの数値は「半値八掛け二割引」とほぼ一致している。

「半値八掛け二割引」は、株がどこで下げ止まるかの計算方法であり、こういう意味になる。高値×50%(半値)×80%(八掛け)×80%(二割引)

この上場投信が2011年に記録した高値は51ドル87セントだから、上の式を使って計算すると、下げ止まりが予想される株価は16ドル59セントになり、レンジを割った場合の目標株価とほぼ同じだ。そんな訳で、もし本当にそこまで下げるようなら、少し買ってみたい気がする。


(参照した記事:Americans Want More Emphasis on Solar, Wind, Natural Gas

コメント

picho さんの投稿…
いつもありがとうございます。勉強になります。
スミマセン、質問させてください。(^^)/

この石炭銘柄のチャートで、「サポートライン割れたら売り」ではないのは、
石炭という商品・・需要が細ることはあってもすぐ無くなるものではないことや、
半値八掛け二割引が近いこと、でしょうか?

もし下で少し買った場合の目標値は、どの辺りを考えるでしょうか?
割れたサポートラインの21ドル50セント・・のちょっと手前とか・・

と、好奇心に負けてお伺いですm(__)m
T Kamada さんの投稿…
Pichoさん

こんにちは、春ですね。

サポートラインを割ったら売ってもいいと思います。月足はヘッド・アンド・ショルダーの可能性があるので、もしこのシナリオが実現すると、かなり大きく下げると思います。(後でチャートを送ります)

ご指摘のとおり、もし下で少し買った場合は、割れたサポートラインが第1の目標になると思います。



picho さんの投稿…
T Kamadaさん、ありがとうございます。

なるほどです。(゚ー゚)(。_。)ウンウン