金だけではなく銀も見てみよう

先週の金大幅下落はヘッドライン扱いとなった。しかし、それよりひどいのは銀だ。たった二日間で18%の厳しい下げとなり、銀や銀関連株を買っていた人たちは多大な被害を受けた。投資家たちは、もう銀の話など聞きたくないといった様相だ。(デイリー・ウェルス)

チャート:SentimenTrader
上半分は銀指数、そして下半分が大衆の銀に対する意見だ。データは4月16日時点のものだが、低迷する銀を反映して、銀の強気論者数は26.07%の極めて低いレベルに転落している。「人の行く裏に道あり花の山」、という古い言葉があるけれども、今日の銀市場はこの言葉を実践するチャンスかもしれない。

下は銀のETF、iShares Silver Trustの日足チャートだ。



下降する20日と50日移動平均線(1、2)で分かるように、短期と中期トレンドは明確な下げ方向だ。長期トレンドを示す200日移動平均線(3)はほぼ水平だが、冴えない短期中期トレンドからの影響を受けて、そろそろ下げに転じる可能性がある、

注目してほしいのは、200日移動平均線からの乖離率だ(4)。現在の数値はマイナス23.37%を示し、株価は200日移動平均線から大きく離れている状態だから、平均水準への回復(reversion to the mean)という現象が起きる可能性がある。

もちろん、これだけ下げた後だから上には幾重ものレジスタンスラインが控え、ここから一直線な大幅反発ラリーを望むことはできない。しかし乖離率が示すように、株価は極端なレベルまで売られた状態だから、短期的な反発ラリーに乗ってやろうと計画している人たちがいる筈だ。

ここ数日間に渡る値動きを見てみると、安値圏でレンジが形成されていることが分かる。ご察しのとおり、買いは株価がレンジの上辺(5)を突破したところで行う。ダウントレンドの株だから大きな利益は狙わず、目標は下降する20日移動平均線(1)付近になる。


(参照した記事:Why I'll Buy Silver Soon

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