住宅建築銘柄はまだまだ行ける!?

木材は住宅建築に欠かせない物の一つだが、木材相場に関するこういうチャートを見つけた。


チャート:Kimble Charting Solutions
20年間にわたる木材相場だが、Kimble Charting Solutionsは、こう書いている。

過去20年間、木材はチャンネル内での動きが続いている。チャンネル下辺から跳ね返さる度に、木材価格は100%の上昇となり、その反対に上辺から跳ね返されると、木材価格は50%の下落だ。そして今日(2)、木材価格は上辺に戻っているが、左下の短期チャート(3)を見てほしい。最近6カ月間の動きを示したものだが、木材価格はウェッジを下放れている。

木材に関連したニュースになるが、レイモンド・ジェームズのアナリストが、住宅建築株K.B.Homes、Lennar Corp、Toll Brothers Incの三つをマーケット・パーフォームからアウトパーフォームに格上げした。

この格上げで一つ気になるのはタイミングだ。なぜ、こんなに株価が上がってから格上げしたのだろうか?K.B.Homesの週足チャートを見てみよう。



2011年の秋、5ドル台だった株価は20ドル台まで大きく伸びている。繰り返しになるが、株価が4倍になった時点で格上げと言われても、ここで素直に買う気にはなれない。もちろん、トレンドに従った売買をするなら、この株は明らかに買い基調にある。しかしチャートだけで判断するなら、何も今日まで待たなくとも、この株のアップトレンドが明確になった時点で格上げをすることが出来た筈だ。

更に、K.B.Homesの向こう5年間の成長率は年率で4%が予想され、業界平均の21.94%を大幅に下回っている。それに、向こう一年間の一株利益予想は1ドルだから、K.B.Homesの妥当な株価は10ドル台ではないだろうか。

それでは木材価格に戻ろう。



Aが木材価格、そしてBは住宅建築銘柄に投資しているETF、iShares Dow Jones US Home Constructionだ。見てのとおり、木材が上昇しているときはETFも上昇し、木材価格が下がるときはETFも下がっている。上記したように、「木材価格はウェッジ(3)を下放れている」、というだけに、ここからの住宅建築銘柄の買いは慎重に行いたい。

最後に、もう一つニュースを付け加えておこう。

3月18日(ブルームバーグ):全米ホームビルダー協会(NAHB)とウェルズ・ファーゴが18日発表した3月の米住宅市場指数は44と、前月の46から低下した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想 の中央値は47への上昇だった。同指数で50を下回ると住宅建設業者の多くが現況を「悪い」とみていることを示す。


(参照した記事/サイト:Could lumber fall 50% in price again? Should stock market investors care?

Analyst Upgrades Housing Stocks — the Big Chase Marches On

米NAHB住宅市場指数:2カ月連続低下 予想外のマイナス

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