国債、地方債、社債、崩れる債券市場

国債のチャートは毎日見るが、地方債のチャートは滅多に見ることはない。Money And Marketsへ久しぶりにアクセスしたら、こんなチャートが載っていた。


チャート:Money And Markets

BlackRock Muni Intermediate Duration Fund, Inc. (MUI)という地方債に投資しているファンドだ。Muni bonds collapsing ! (地方債暴落)、と大きく記されているように、明らかな値崩れが起きている。なぜ地方債が売られているのだろうか。Money And Marketsは、こう書いている。

真っ先に言えることは、債券市場からの資金流出が加速している。そして、連日高値を更新するダウ指数で分かるように、流出資金の行き先は株だ。

債券が売られている理由として、Money And Marketsは更に次の三つを挙げている。

・ 不安な連邦政府、州政府の財政状態。
・ 金融緩和政策が続き、いっそう高まるインフレ懸念。
・ あまりにも低すぎる債券の利回り。

三番目の「あまりにも低すぎる債券の利回り」だが、こんなところに、その影響を見ることができる。



PowerShares Hi-Yield Eq Div Achievers (PEY)という高配当株に投資しているETFだ。配当利回りは4.04%だから、国債(10年物)の利回り2%よりずっと良い。

売られているのは国債、地方債だけでなく社債も売られている。


iShares iBoxx $ Invest Grade Corp Bond (LQD)という社債に投資しているETFの日足チャートだ。社債と言っても、このETFの投資対象になるのは格付けの高い社債だから、へたな株を買うよりこちらの方が安全のような気がする。利回りも3.84%だから国債より高率だ。グレート・ローテーション(債券から株へ)という言葉が流行語になり、投資家たちは内容に関係なく債券なら何でも売ってしまえ、といった様相だ。


(参照した記事:Muni bonds collapsing! What it means …

コメント

っx さんのコメント…
日本は株も国債も上げている。東洋の神秘ですな。
T Kamada さんの投稿…
日本の株は好調ですね。少しでも下がると直ぐに買いが入ってきます。本当に好調です!