努力しないで良い成績を上げる投資方法???

レイジー・ポートフォリオ(Lazy Portfolio)、というポール・ファーレル氏が有名にした投資方法がある。怠惰な投資ポートフォリオという意味になるが、実績を見ると分かるが、なかなかの成績を上げている。言い換えれば、高い手数料を払って投資アドバイザーに資金を任せるより、自分でレイジー・ポートフォリオを管理した方がましだ。

レイジー・ポートフォリオは、販売手数料のかからないミューチュアル・ファンド(ノーロード・ファンド)を組み合わせた長期投資方法であり、代表的なものが8つある。


資料:marketwatch.com
表の見方を説明しよう。

Lazy Portfolio: ポートフォリオ名 (1-8が各ポートフォリオの名前になる)

Equity%: 株のファンドがポートフォリオを占める割合

No of funds: 投資に使われているファンドの数

1-year return: 過去1年間のリターン(成績)

3-year return 過去3年間のリターン(年率換算)

5-year return 過去5年間のリターン(年率換算)

10-year return 過去10年間のリターン(年率換算)

一番下に入っているのがS&P500指数の成績


よく聞くことだが、ほとんどのファンドマネージャーは、S&P500指数より優れた成績を上げることができない。一番右側、青で囲った部分を見てほしい。年率に換算した場合、S&P500指数の10年間のリターンは8.06%だ。3番めのポートフォリオ、Dr. Bernstein's Smart Moneyを除き、全てのポートフォリオがS&P500指数を上回っている。

10年間のリターンが最も優れているのはAnderson Family Taxableだが、このレイジー・ポートフォリオは、どんなノーロード・ファンドに投資しているのだろうか?下が内訳だ。

資料:marketwatch.com

合計で11のバンガード社のノーロード・ファンドに投資している。パーセンテージは、それぞれのファンドに割り当てられた資金の配分率になる。ファンド名を見て分かることは、特定のものに資金を集中させるのではなく、国債、社債、小型株、新興市場株、アジア株、ヨーロッパ株、と幅広く投資されている。

レイジー・ポートフォリオには6つのルールがある。

1、ホームランは狙わない。全ての馬に賭けること。 
2、割安なものに長期投資すること。 
3、短期トレードはしないこと。 
4、複利の威力を理解すること。 
5、収入の10%を貯蓄に回すこと。 
6、投資方法は簡単であること。

レイジー・ポートフォリオのリアルタイムの成績、そして各ポートフォリオが保有しているファンドに関しては下記を参照してほしい。

Total Returns for 8 Lazy Portfolios


(参照したサイト:Lazy Portfolios at war with Wall Street casinos

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