後講釈は100%当たる! -- 円安の話

ご存知のように円安が急速に進んでいます。下のチャートは円の動きに連動する上場投信、CurrencyShares Japanese Yen Trust(FXY)の日足です。



円安で助かるのは日本の輸出業界です。ということで日本株を勧めるアドバイザーが増え、お陰で日本株専門の上場投信、iShares MSCI Japan Index(EWJ)が好調です。下が日足チャートです。




話を一番目のチャート、CurrencyShares Japanese Yen Trustに戻しましょう。去年の9月がピークになり円安が始まった、というように見えますが、危険信号は2011年の11月に出ていました。



上のチャートは、CurrencyShares Japanese Yen Trustの月足チャートです。ローソク足の下に入れてあるのは、買い圧力と売り圧力を見る指標バランス・オブ・パワーです。買い圧力が強い場合は緑(A)、そして売り圧力が強い場合は赤(B)で表示されます。(灰色はニュートラル)

興味深いのは、赤が出現したのは1の部分、2011年の11月です。そしてそれ以来、赤い線が続き一度も色に変化は起きていません。(2は去年の9月)言い換えれば、スマート・マネーは2011年の11月から、この上場投信から資金を撤退させていたわけです。

ついでに、もう一つ後講釈をしましょう。



これもCurrencyShares Japanese Yen Trustの月足です。オン・バランス・ボリュームからも警報が出ています。オン・バランス・ボリュームが上昇するトレンドラインを割ったのは2012年の3月(1)、そして実際にローソク足がトレンドラインを割ったのは2012年の11月です(2)。

(オン・バランス・ボリュームも売り/買い圧力を見るために利用されている指標です。)

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