崩れが顕著になった米国株式市場

持ち株を全て処分した、と昨日のブログでジョセフ・ファミィ氏が書いていた。たしかに最近のマーケットは弱さが顕著になっているだけに、ひょっとするとベアマーケットがやって来るかもしれない、と不安を感じている人もいることだろう。株を全て処分した理由として、ファミィ氏は次の4つをあげている。

・ 主要株指数の動きから、機関投資家たちが売っていることを読むことができる。
・ 保有していた株の多くが、あらかじめ設定してあった損切り注文、そして利食い注文の株価に次々と達した。
・ ナスダック総合指数が50日移動平均線を割った。
・ 市場のリーダー株アップルの動きからマーケットの先行きの不安を感じる。

三番目に指摘されている、ナスダック総合指数の日足チャートを見てみよう。



青い線が50日移動平均線だ。赤い短い線で分かるように、マーケットは右下がりになり始め、下降トレンドに入った可能性がある。そして二本の矢印が示すように、マーケットの動きとは反対にMACDのヒストグラムは下げに転じ、3カ月以上にわたってダイバージェンスの危険信号が出ていた。




AB=CDが形成されているのでは、と思って計算してみると、今日の下げでマーケットはDの目標値に到達した。もしここで反発がないようなら、6月の安値から9月の高値で測定した38.2%の値戻しレベル(E)付近まで下げてしまう可能性がある。

それから、これは昨日のブログで書いたことだが、ナスダック総合指数はスマッシュの買いパターンを形成していることも考えられる。

スマッシュの買いパターン: 今日の終値は昨日の安値より低い。今日の高値突破が買いのタイミングになる。




見てのとおり、今日の終値(1)は昨日の安値より低い。もし明日、今日の高値(2)を突破するようなら、それが買いのタイミングになる。もちろん、上にはレジスタンスレベルが幾つもある訳だから、あまり強いラリーは期待できないと思う。


(参照したサイト: Market Warning Signs

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