白けたドナルド・トランプ氏の一大発表!?

「オバマ大統領に関する一大ニュースを公表する」、ということだったが、これは公表ではなく大統領に対する要求だ。以前からトランプ氏は、オバマ大統領の出生証明書はデタラメなものであり、大統領が本当のアメリカ市民であるかを疑っていた。そんな訳でトランプ氏は、大統領に対して、下記の要求を突きつけた。

 


私流に訳すとこうなる。

「大統領、どうもあなたには不明な部分が多すぎる。ここで決着をつけましょう。あなたが大学へ送った願書、それに大学時代の全ての記録、更にパスポートを申請した時の書類を見せてください。もしこれらの要求に応じてくれるなら、私は大統領が望む慈善団体に500万ドルを寄付します。」

この件は既に回答済みだ、ということで、大統領がトランプ氏の要求を受け付けることはないだろう。下がオバマ大統領の出生証明書だ。



これによれば、バラク・フセイン・オバマは、1961年8月4日にハワイで出生している。ハワイは米国の一州だから、大統領は明らかに米国市民であり、大統領に立候補する資格を有する。

オバマ大統領は、いったいどこで生まれたのだろうか?本当にアメリカ市民なのだろうか、という疑問を持つのはトランプ氏だけでなく、ヒラリー・クリントン氏も同様な疑問を抱いていたようだ。2008年、当時大統領に立候補していたクリントン氏の元に無記名のメールが届いた。このメールには、オバマ氏が本当に米国市民であるかは疑わしい、といったことが書かれていたという。

更に2008年6月、噂が間違いであることを証明するために、オバマ氏は出生証明書を公表するべきだ、とジム・ジェラティ氏(National Review Online)が主張した。当時流れていた噂によれば:

1、オバマ氏のミドル・ネームはフセインではなくムハマド。
2、母親がオバマ氏に与えた名前はバラクではなくバリー。
3、バラク・オバマ・シニアは本当の父親ではなく、オバマ氏は米国で生まれていない。

そして2009年10月、オバマ氏はケニア生まれという説が広がった。


さて、上のオバマ氏の出生証明書だが、これは2011年4月に公表されたものだ。とうぜん疑問になるのは、なぜ噂が流れた2008年に公表できなかったのだろう?2008年に公表されたのは、下記の簡単な証明書だ。




たしかに名前などは入っているが、肝心なサインが見あたらない。最初から2011年4月に公表されたものを使っていれば、今日トランプ氏が騒ぐことは無かったような気がする。

一つ書き忘れていた。トランプ氏は、10月31日の午後5時までに、大統領が回答することを要求している。


(参照したサイト:Barack Obama citizenship conspiracy theories

FactCheck.org tests Trump's claims about where Obama was born

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