火曜のマーケットが終了です。 S&P500指数の日足チャート: 素直に続伸した、という表現がピッタリする今日のマーケットです。マーケットは 昨日 、無事に50日移動平均線(1)のテストを終え、更にストキャスティクス(2)はクロスして買いシグナルを発していました。今朝の寄付きで買った人たち、あるいは今日の終了間際に買った人たちは、一先ず3の青い線付近を目標値にしていることでしょう。 今日の注目は何と言っても、今晩に控えた第二回目の大統領選討論会です。一回目はロムニー氏の勝利だっただけに、オバマ大統領は同じ間違いを繰り返したくありません。特に今回の討論会は、会場にいる市民も質問できるという形式なので、興味深い討論会になることが期待されます。 (米国の大統領は国民が選挙で直接選ぶ、と思っている人が多いですが、大統領選は間接選挙です。興味のある方は、 ここにアクセス してください。) 話をマーケットに戻して、ダリル・グッピー氏が紹介した複数の移動平均線を使って、チャートをいくつか見てみましょう。 先ず、下記が移動平均選のパラメータです。(全て平滑移動平均線です) 短期(赤): 3, 5, 8, 10, 12, 15 長期(黒): 30, 35, 40, 45, 50, 60 (チャートは日足ですが、ローソク足を消して移動平均線だけを入れてあります) S&P500指数: 上昇する黒い線で分かるように、長期アップトレンドは崩れていません。Aの部分で分かるように、短期移動平均線が長期移動平均線に触れ始め、天井を心配する声が出ています。しかし昨日、今日のマーケット上昇で再度短期移動平均線の上昇が始まり、またマーケットの雰囲気が良くなってきました。 日本の株に投資をしているETF (iShares MSCI Japan Index): 赤い線が何度も黒い線を横断し、レンジ内で推移する横ばい状態です。短期移動平均線(1)が上向きになり、レンジの上限(2)へ向けての上昇が始まった可能性があります。 ナスダック総合指数: アップトレンドは終わってしまったのでしょうか?黒い線は上昇が止まり横ばい、そして赤い線は黒い線を横断中です。とにかく弱さが目立つチャートです。 半