ガソリン価格はまだ上昇が続く、それともそろそろ下げに転じる?

アメリカはハリケーンの影響で、94%の石油生産と65%の天然ガス生産がストップしてしまった。お陰でガソリンの値段も上昇し、米国8月のガソリン平均価格は9.4%の跳ね上がりとなった。オイル・プライス・インフォメーション・サービスのアナリスト、トム・クロザ氏は、こう語っている。

ガソリンが上昇した理由として先ずあげられるのはシェブロン石油精製所の火事、そしてハリケーン・アイザックがある。更に、海外からの要因では、ヨーロッパ・ソブリン債危機がやや和らいだこと、それにイランの原子力プログラムなどもある。しかし、ガソリン価格は、そろそろ下落が始まることだろう。ハリケーン・アイザックの被害は予想されたほど大きくないこと、それにヨーロッパの経済問題がまた台頭してくることが考えられるから、ガソリン価格は思っているより早く下げに転じるだろう。

ガソリンのETF、United States Gasoline (UGA)の日足チャートを見てみよう。



6月に底を打って以来、株価の方は30%を超える上昇となり、わずかではあるが金曜United States Gasoline (UGA)は高値を更新(1)して終了となった。さて、株価は今後も大きく伸びて行くだろうか、それともクロザ氏の言うように「思っているより早く下げが始まる」のだろうか?



二本の矢印の方向で分かるように、MACDのヒストグラムは既に下げが始まり、ダイバージェンスという警報が出ている。もちろん、ただこれだけの理由でこのETFを空売ることはできないが、ここからの買いは慎重に行きたいと思う。


(参照したサイト:ハリケーンの影響で石油生産の94%が停止=米政府

Record Labor Day gas prices won't last

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