NR7の米国株式市場

NR7(Narrow Range 7)という有名なトレード方法がある。日足チャートの場合なら、最近7日間のローソク足を見て、もし今日の値幅が一番狭ければ今日のローソク足がNR7になる。




上はS&P500指数の日足チャートだ。Aが今日(木曜)のローソク足になり、高値と安値の差はたったの7.15ポイントとしかなく、ここ7日間で最も値幅が狭いNR7が形成されている。

なぜNR7は注目されるのだろうか?どこで読んだか忘れてしまったが、株の周期について、ラリー・ウィリアムズ氏がこんなことを書いていた。

株には値幅の長い周期と値幅の狭い周期がある。狭い値幅の後には長い値幅が訪れ、大きな値幅の後には小さな値幅が訪れる。

極端に値幅が狭いNR7は「嵐の前の静けさ」のようなものであり、トレーダー達はNR7の翌日が大陽線、または大陰線になることを期待する。下がNR7のトレード方法だ。



高値(1)の突破で買い。反対に下げ方向なら安値(2)割れで空売り。もちろん、高値突破の後すぐ失速のダマシもあるから注意しよう。



昨日述べたことだが、位置的なことを考えると、ここで買うのは難しい。たとえNR7の高値を突破したとしても、直ぐ頭上にはレジスタンスになる可能性がある5月の高値(青い線)、そしてチャンネルの上限(赤)が控えている。という訳で、20ポイント、30ポイントといった極めて長い陽線の出現は無理かもしれない。

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