この会計方法はインチキ??

写真: The Blaze

上のレシートは、チポトレ・レストランからのものだ。注文内容を見てみよう。

Carnitas Bowl  $8.27

Guacamole  $2.07

上の二つを足した小計(Subtotal)が$10.34

消費税(Tax) $0.92

小計と消費税を足すと$11.26なのだが、Roundとして$0.01切り捨てられ、合計(TAKE OUT Total)は$11.25になっている。 

$20.00(Cash)支払って、$8.75(Change)のおつりをもらった。


ということで、このお客さんは1セント得した訳だが、もし合計が$11.26ではなく$11.24だった場合は、1セント切り上げられて合計は$11.25になる。

チポトレ・レストランのレシートを実際に調べたジェイソン・グリーンバーグさんは、こう語っている。


7月13日、注文した食べ物の合計は32ドル93セント、そして消費税が2ドル31セント。総計は35ドル24セントだが、実際にレシートに記されていた金額は35ドル25セントだった。
7月17日、注文品の合計は17ドル75セント、消費税は1ドル24セント。合計すると18ドル99セントだが、実際に請求された金額は19ドルだった。

場合によって客が1セントの得、あるいは1セントの損になるわけだが、なぜチポトレ・レストランはこのような事をしているのだろうか?

理由は、おつりを素早く客に手渡して待ち時間を短くするためらしい。一番上のレシートで説明しよう。

本当の合計は11ドル26セントだから、20ドルを受け取った場合、客に8ドル74セントのおつりを返す必要がある。言い換えると、店はおつりとして5ドル札1枚、1ドル札3枚、25セント硬貨2枚、10セント硬貨2枚、そして1セント硬貨を4枚用意する必要がある。しかし、11ドル25セントなら、おつりは簡単だ。5ドル札1枚、1ドル札3枚、そして25セント硬貨3枚で済む。

極端な例は、合計金額が10ドル1セントだった場合だ。もし客から20ドル渡されると、店は9ドル99セントのおつりが必要になる。詳しく見るとこうなる。

5ドル札1枚

1ドル札4枚

25セント硬貨2枚

10セント硬貨4枚

5セント硬貨1枚

1セント硬貨4枚

もし店が混んでいる時なら、このおつりを用意している間に、レジには二人、三人と列が出来てしまう。しかし、10ドル1セントではなく、1セント切り捨てて10ドルちょうどなら、おつりは10ドル札1枚で済む。

問題は、チポトレ・レストランは切り上げと切り下げをしていることを、店内に貼り紙などして客たちに知らせていない。総合した場合、この切り上げと切り下げでレストランが余分に儲ける結果となっているのか、それとも損をしているのかは分からないが、ニュースになっているだけに疑問を感じる消費者がいることは確かだ。



コメント