日本のしていることは問題の先送り!?

ライト・スタッフという映画がありました。




英辞郎 on the WEBは、Right Stuffをこう訳しています。

〔任務・職務などを遂行するために〕不可欠な資質[実力]

正にそのとおりと思います。大きなプロジェクトを成功させるために不可欠なのは、実力と実績を持つ適切な人材です。

10日ほど前になりますが、「Stupid Stuff」という題名でブルース・クラスティング氏がブログを書いています。言うまでもなく、Stupid StuffですからRight Stuffとは正反対です。いったい誰のことかなと思いながら、さっそく読んでみました。下が抜粋です。

まったく信じられないことだが、日本は経済的暗礁にまだ乗りあげていない。GDPの230%という膨大な赤字を抱える国だから、破綻するのは時間の問題だと思っていた。
減少する人口、そして急速に高齢化する社会がもたらすものは経済成長の停止だ。私は、今の日本には待ち受ける社会的、経済的な将来を避ける術がないと思う。
現に、消費増税法案の成立で分かるように、日本人は深刻な赤字問題を十分に承知している。しかし、私はこの法案はインチキであり、これが実施されることはないと思う。
報道によれば、法案成立で消費税は2014年4月に8%、2015年10月に10%に引き上げられる。しかし、これが実施されるためには、こういう条件がある。「消費増税には景気条項が盛り込まれており、景気状況の好転が実施の条件となる。好転の細かな定義は現時点で把握していないが、衆議院で可決された法案では名目3%、実質2%の成長が政策の努力目標とされている。」
どう考えても、日本が近い将来、この景気条項を満たすことは無理だ。それを一番よく知っているのは、法案を可決させた議員たちであり、「悪質な問題の先送り賞」を日本政府に贈与するべきだ。

とこういった感じでブログは続きます。更に、クラスティング氏は日本のGDP過去20年間のグラフを載せ、日本が名目3%、実質2%の成長を達成するのは不可能だと断言しています。

原文を見るとわかりますが、「There is no chance in hell that Japan will achieve the triggers」などといった文が現れ、クラスティング氏は感情的になって書いています。悪く解釈すれば、衰退する日本を喜ぶような雰囲気があり、少し後味の悪いブログです。

尖閣諸島、それに竹島が問題になっています。ツイッターには、「日本は韓国と中国になめられている」、と憤慨のツイートが多くあります。なめられる原因の一つは、クラスティング氏が指摘している日本の経済力の低下、そして老いる社会と人口の減少です。

こんな厳しい状況なのですが、日本の首相は次から次へと頻繁に変わっていきます。海外から見ていると、日本の政治家は経済の再建に全く興味が無い、と映ります。多くの方々が感じておられるように、本当に腹立たしい状況です。ひょっとしたら近い将来、「ええじゃないか」が起きるかもしれません。


(参照したサイト:Stupid Stuff

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