マーケットはここが天井?それとも、まだまだ上がる?

昨日はNR7。そして今日木曜、S&P500指数は0.71%の上昇となり、短期レジスタンスラインを突破して終了した。下が日足チャートだ。




しかし、もう少し長期的にチャートを見てみると、現在の位置はこうなる。



今日、たしかに短期抵抗線(1)を越えたが、取引を終えた位置は5月の高値(2)だ。もちろん、このまま上伸が続いてしまう場合もあるが、まだ4月の高値(3)が残っている。言い換えれば、2と3の間に出来ている空間がレジスタンス・ゾーンになる可能性があるから、売り手たちはまだ諦めていない。

「ここがマーケットのピークになる」、と語るダグ・カス氏(空売りで知られるファンド・マネージャー)は、こんなことを指摘している。
・ 悪化するテクニカル的要素。 
・ 運送/運輸株が出遅れている。 
・ 小型株が出遅れている。 
・ 極めて低いボラティリティ指数。
・ マーケットは量的緩和第3弾に期待しすぎている。 

ライアン・デトリック氏(シェイファーズ・インベストメント・リサーチ)は、好調なマーケットがこれからも続きそうな理由として、次の項目をあげている。

・ CNBC(株チャンネル)の視聴率が低い。確かにマーケットは好調だが、大衆はマーケットにまだ無関心だ。
・ 債券王として知られるビル・グロース氏は、「株はねずみ講であり、株の時代は終わった」、と語っている。
・ 高い空売り残高。
・ ウォール街のストラテジストが勧める株に割り当てる資金の配分率が、ここ15年間で最低の水準に下がっている。
・ AAIIのデータによると個人投資家は相変わらず弱気。13週間連続で弱気論者の数が強気論者の数を上回っている。


(情報源:Doug Kass: Why the Market has Hit the High for the Year

Real-Time Market Insights

コメント