見込みの無い株なら内部関係者は買わない!?

この競争の厳しい業界でフロンティア・コミュニケーションズが生き延びるのは難しい。-- ジム・クレーマー氏(マッド・マネー)

下記がフロンティア・コミュニケーションズ(FTR)の業務内容だ。




ハイスピードのインターネット、デジタル電話、そしてハイビジョンのテレビ放送が主要ビジネスになる。大手電話会社AT&Tやベライゾンもこの業界に存在するだけに、クレーマー氏が言うように、フロンティア・コミュニケーションズが生き延びていくのは難しいのかもしれない。

しかし、ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのマイク・マコーミック氏は、フロンティア・コミュニケーションズの買いを勧めている。

10%の配当利回り、好フリー・キャッシュ・フロー、大きな空売り残などといった事実があるため、最近の株価の動きには少し明るさが見えるようだ。予想される2012年度の一株利益22セントを考慮して計算すると、フロンティア・コミュニケーションズの適正株価は5ドルほどになる。(現在の株価は3ドル67セント)

下が週足チャートだ。


これだけダウントレンドが明確だと、現時点で買うのは難しいが、注目は下降するトレンドラインだ。マコーミック氏が言うように、フロンティア・コミュニケーションズには大きな空売り残高がある。データによれば、浮動株の23.2%が空売られたままだから、トレンドラインの突破を合図に、空売りの買い戻しが一斉に起きる可能性がある。

インサイダー・モンキーは、こんな事を報道している。

最高経営責任者や会社の役員が自社株を売る理由は色々ある。しかし、会社の内部に詳しい人たちが自社株を買う理由は、自社株が上昇すると信じているからだ。先週、フロンティア・コミュニケーションズの役員が5万株に及ぶ自社株を買った。5月には最高経営責任者などの経営陣が15万株以上を買っている。(内部関係者が自社株を買う場合は、先ず証券取引委員会に申請する必要がある。)

下が内部関係者による最近の取引だ。



Buyという文字で分かるように、あるのは買いばかりだ。ひょっとすると、トレンドライン突破が、そろそろ実現するかもしれない。この銘柄をしばらく追ってみようと思う。

(情報源:Insider Trading: Hewlett Packard, Yahoo $HPQ $YHOO $CVI $FTR

5 Stocks Up On A Down Day: 4 To Buy, 1 To Avoid

Nomura Securities Maintains a 'Buy' on Frontier Communications (FTR); Opportunity In Wireline

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