相変わらず強気なアナリスト -- 副題:売られた本当の理由はセックス??

マーケット終了まで約2時間、今のところ90%近い銘柄が上昇し、なかなか好調な展開だ。そんな中で目立つのはベッド会社のテンピュールペディック、50%も下げている。テンピュールペディックの本社はケンタッキー州のレキシントンにあり、日本ではテンピュール・ジャパン有限会社としてビジネスを行なっている。下の写真はテンピュール・ジャパンのサイトからだ。




ショッピング・センターで、このマットレスを試したことがあるが、何か巨大なスポンジのような感じで、体がゆっくりと沈み込んで行くようだった。とにかく一種独特の感触があり、これなら良く眠れるかもしれない、と思った。

さて50%も下落している原因だが、テンピュールペディック社は、マットレス業界の競争が厳しくなったことを理由にあげ、今四半期の利益は半減するだろうという見方を発表した。日足チャートを見てみよう。



1が今日の下げ、そして見て分かるように、この株は4月(2)に大幅下落してダウントレンドに転じている。テンピュールペディック社の製造しているマットレスはメモリーフォーム・マットレスと呼ばれ、先月バロンズは、こんなことを書いている。

メモリーフォーム・マットレスの大半を製造するテンピュールペディック社は、2003年に上場されて以来、株価は274%の上昇だ。売上は14億ドルに達し、この業界ではナンバー1の存在だが、伝統的なマットレスを製造する他社が、最近このメモリーフォーム・マットレス市場に進出している。
今年1月から4月中頃までにかけて、テンピュールペディック株は66%の上昇、そして87ドルの史上最高株価を記録した。しかしその直後の決算発表で、テンピュールペディック社は他社がメモリーフォーム・マットレス市場に侵入していることを指摘し、株価は21%の暴落(2)となった。 

競争が激しくなり売上が下降している、という現状を考えると、積極的にテンピュールペディック株を買う気にはなれない。しかし、アナリストたちは相変わらず強気だ。

ヤフー・ファイナンスから

三カ月前(Three Months Ago)、強い買い(Strong Buy)を勧めていたアナリストは7人。今月(Current Month)、その数は一人減って6人。興味深いのは、売り(Sell)を推奨するアナリストは一人もいない。三カ月前は0、そして今月も0だ。

これは今日の売り材料になったとは思わないが、バロンズは、こんなことも書いている。

お分かりになるかどうかは分からないが、問題はうまく踏ん張れないことだ。メモリーフォーム・マットレスを実際に使っている人が、こんなことをメッセージ・ボードに書き込んでいる。「まるで砂地獄の中でセックスしているようだ。」 ニューヨークのセックス・セラピスト、サリ・エックラー・クーパー氏によると、メモリーフォーム・マットレス上ではうまく膝や肘を立てることができないため、下になっている人はマットレスの中へ沈んでしまうそうだ。


(情報源:Tempur-Pedic Shares Fall Out of Bed

Sex or Sleep?)

コメント