あなたの投資方向は間違っている -- トニー・サガミ氏

間違った方向に銃が向いていたために、1942年2月15日、シンガポールは日本軍に占拠される結果となった。そして今日、多くの人たちは投資方向が間違っているために、投資という戦いに敗けてしまいそうだ。 -- トニー・サガミ氏

サガミ氏はアジアの新興市場諸国、特に中国に大きな関心を持つアドバイザーだが、今日はどんな株を勧めているのだろうか。要点を抜粋してみよう。

・アジア開発銀行によると、アジアの新興市場諸国(日本と韓国を除く)の2012年の経済成長率は6.9%、そして2013年は7.3%が予想される。
・更にアジア開発銀行は、2012年の中国の経済成長率は8.5%、そして2013年は8.7%を予想している。
・中国の政治家たちは、中国経済がヨーロッパや米国への輸出に依存していることを好まない。この現状を改善するために、中国政府は国内消費の向上を狙った5年計画(2011年-2015年)を実施している。
・私たち個人投資家は、中国の消費者が何を買っているのかに注目する必要がある。例えば、北京ではルイ・ヴィトンのバッグを多く見かける。ホンコンのKFCには長い列が出来ている。

という訳でサガミ氏は、輸出依存型国家脱却を狙う中国を見て、これからは中国の個人消費が更に大幅に伸びると見ている。簡単に言えば、中国で物を売る企業の株を買えば良いということになるが、自動車、食品、衣料品、ととにかく色々な業者が存在する。どれを買ったら良いのだろうか。サガミ氏は、こんな事を勧めている。

中国で巨大な利益を上げる米国企業に投資する、という方法もあるが、それ以上に大きな利益を上げているのは中国国内の企業だ。では一体どの中国企業が投資対象になるかだが、Global X China Consumer ETF (CHIQ)という上場投信が保有している銘柄からヒントを得ることができる。下は、この上場投信が投資しているトップ10だ。


(Companyは銘柄名、数値はそれぞれの銘柄に割り当てられている資金のパーセンテージが示されている。)

サガミ氏によれば、この上場投信は、中国のトップクラスの小売関連銘柄で占められているというから、この上場投信に投資してしまうという方法も当然考えられる。ここでチャートを見てみよう。



1がGlobal X China Consumer ETF (CHIQ)、そして2が中国上海総合指数になる。中国の経済スローダウンが最近何度も報道され、今ここで中国株を買うことにあまり積極的になれない人も多いと思うが、次にこの上場投信のローソク足チャートを見てみよう。




横ばい状態だ。ブレイクアウトを期待して買う、と言う人もいる筈だが、レンジの下辺を割ってしまう可能性もある。という訳で、先ず株価がどちらへ放れるかを確認してみたいと思う。


(情報源: Where to Point Your Investment Guns Next

コメント