連休明けの米国、下げを警戒する投資家たち

あなたは今週のマーケットにどんな姿勢で臨みますか?(ストリート・ドット・コムのオンライン意見調査)

回答:

強気: 39.27%(315票)

弱気: 46.88%(376票)

中立: 13.84%(111票)

(日曜の午後時点)


金曜、雇用統計が発表されたが、聖金曜日で米国の株式市場は休みだった。さて結果だが、3月の非農業部門の雇用者数は12万人増にとどまり、予想されていた20万5000人増を大幅に下回った。これで量的緩和第3弾(QE3)が確実となった、という意見がさっそく出ているが、今回の雇用統計はそれほど悪い内容なのだろうか?ポール・ラ・モニカ氏(CNNマネー)は、こう語っている。

たしかにガッカリな内容だったが、今回の発表だけで判断をするのではなく、先ず全体の流れをつかむことが大切だ。今年の三カ月をふり返ると、月平均の雇用者数は+21万2000人になる。ITGインベストメントのスティーブ・ブリッツ氏も述べているように、連銀は今回の数値には当然不満だろうが、だからと言ってこの数値だけで金融政策を大幅に変更することはない。忘れてはいけないことは、ツイストオペが終了するのは6月だから、連銀は現在も引き続き長期国債を買っているということだ。

フィリックス・サーモン氏も、ロイターのコラムに同様な事を書いている。

今回の雇用統計だけで判断すると、米国経済の回復スピードが下がってきたようだ。もちろん、今回の統計にも良いニュースはある。今回の統計は今回だけのものであり、これはまだトレンドになっていない。たしかに、雇用者数は予想を大きく外し、皆が期待するような順調な伸びが見られなかった。しかし数年前なら、12万人増というのは極めて力強い数値であり、人々を励ます結果となったことだろう。現在私たちが+12万人に満足できないということは、私たちの米国経済を判断する尺度が大きく上向きになったということだ。

一番上にストリート・ドット・コムのオンライン意見調査を記したが、これを見るかぎり、個人投資家たちは弱気に傾いている。どのセクターが特に売られると思うか、という質問に対する回答で最も多かったのは銀行。そしてその反対に、どのセクターが特に買われるか思うか、という質問に対する回答で最も多かったのは金銀などの貴金属だ。

ピーター・ブラント氏(Factor LLC)は、4月4日のブログに、こういう気になるチャートを掲載している。


チャート: peterlbrandt.com

ダウ指数の先物(日足)だが、注目はS、H、Sと記された部分だ。これは有名なヘッド・アンド・ショルダーズと呼ばれる売りパターンを表し、言うまでもなくブラント氏はダウの下げを予想している。


(情報源:March jobs report: Hiring slows, Unemployment falls

Jobs report was bad. But not QE3 bad.

An unpleasant employment surprise

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