燃油サーチャージ、そして肥満税

航空券の値段が安くても問題なのは追加される燃油サーチャージです。下は、格安航空券を販売しているサイトで、ロサンゼルス-成田の往復航空券価格を調べたものです。(ロサンゼルスの出発は4月16日(月)、そしてロサンゼルスへの帰着は4月30日(月)の場合。)

・日本航空: 大人料金 229ドル 燃油 592ドル 計 821ドル

・シンガポール航空: 大人料金 500ドル 燃油 281ドル20セント 計 781ドル20セント

・全日空: 大人料金: 1143ドル 燃油 592ドル 計 1735ドル

大人料金だけなら、日本航空はシンガポール航空の半分以下です。しかし、燃油サーチャージに大きな違いがあるため、合計料金で安いのはシンガポールの方です。

航空会社によって燃油料金に違いがありますが、オーストラリアのカンタス航空は、先週燃油料金の値上げを発表しています。

飛行機は軽い方が燃料の節約ができます。こういう話があります。

・1980年代になりますが、アメリカン航空の最高経営責任者は、こう語っています。「機内食の一つ一つのサラダからオリーブを一つ減らすだけで、アメリカン航空は年間で4万ドルを節約することができた。」

・2008年、カナダ航空は一部の航空機から従来の救命胴衣を外して、軽量な浮き具と交換しました。

・ヨーロッパの格安航空会社ライアンエアーは、まだ燃油サーチャージを導入していませんが、Fat Tax(肥満税)を強く支持しています。要するにライアンエアーは、太った乗客に特別手数料を加算することに大賛成です。

Fat Taxは別に新しいアイデアではありません。数年前になりますが、ユナイテッド航空がFat Taxを導入するというニュースが流れ、大きな議論となりました。先ず、太っている人の定義です。

・一つの座席に座ることができない。

・長さを延長する器具を使ってもシートベルトを着用することができない。

・座席に座ることができても肘掛けを下ろすことができない。

上記に該当する乗客には次の選択肢があります。

・空いている席がある場合は、その開いた席の隣に移動する。この場合は特別料金を払う必要はありません。

・もし満席の場合は、差額料金を払って座席の大きなビジネスクラス、またはファーストクラスへ移る。あるいは、次の便のエコノミー座席を二席分購入する。

ユナイテッドがFat Taxの導入に踏み切った理由は、太った人の乗客の隣に座った人たちから、700通以上の苦情を受け取ったためです。

太っている、ということで余分に料金を取られるのは腹が立つことかもしれません。しかし、一般的に言えることは、航空会社は経営が苦しいですから、様々な方法を使って経費の節約に努めているのが現状です。





(情報源:Every little helps? Ryanair puts weight behind saving fuel with extraordinary measures

Should obese passengers pay for 2 seats on airplanes?

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