日本の株は買い -- アジア株専門アドバイザーの意見

トニー・サガミ氏と言うと、いつも中国株ばかりを推奨しているアドバイザー、といったイメージがあります。しかし今日の氏のブログは違います。テーマは「日本株」です。なぜサガミ氏は日本株は買いだ、と判断したのでしょうか。3つの理由があげられています。

1、大手製造業者が将来に対して明るい見方をするようになった。特に、製造業者の企業マインドを見る指標は、3月13ポイントの上昇となり、これは2年半ぶりの大幅上昇になる。
2、予想外の2月の貿易黒字。アナリストたちは輸出6.5%減を予想していたが、実際はマイナス2.7%だった。
3、最近の円安。

という訳でサガミ氏は、日本の株に投資している上場投信を考慮することを勧めています。下記が3つの上場投信です。

iShares MSCI Japan Index Fund (EWJ)
iShares MSCI Japan Small Cap Index (SCJ)
WisdomTree Japan Total Dividend (DXJ)

それでは、iShares MSCI Japan Index Fund (EWJ)の日足チャートを見てみましょう。




赤い線は長期トレンドを把握するために広く活用されている200日移動平均線です。一般的に、200日移動平均線より上にある株は買い候補、そしてこの移動平均線より下にある株は売り候補と解釈されています。

現在の株価は10ドル16セント、200日移動平均線から4.77%離れた位置です。この上場投信が高値をつけていた2011年の2月を見てみると、200日移動平均線からの乖離は14%を超えていましたから、現時点ではまだ熱狂的に買われているといった状態ではありません。

下は中国株の上場投信です。




見てのとおり株価は200日移動平均線の下です。パーセントに直すと1.02%のマイナス乖離となり、現時点では、弱さが明確に示されています。

次はアメリカです。下はS&P500指数に連動する上場投信の日足チャートです。




現在の位置(1)は200日移動平均線から11.4%ほど離れています。2011年5月の高値(2)の時は11.6%でしたから、そろそろ利食いに気をつけよう、と警戒している人も多いことと思います。ということで、単に乖離率だけで判断すると、まだ日本の株には米株のような過熱気味の様子は見られません。


(情報源:Get Mt. Fuji-Sized Returns from Japan’s Recovery

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