あなたの投資判断は本当にあなたのもの?

guru: 教祖的存在、グル、ヒンドゥー教の導師、教祖

ジョージ・ソロス氏と言えば「イングランド銀行を潰した男」として有名だ。投機家、投資家、ヘッジファンド・マネージャー、政治運動家と色々な肩書きを持つ人だが、とにかく世界的に名が知れた人だけに氏の発言に耳を傾ける人が多く、当然の結果として金融市場に影響を与えることになる。

ソロス氏はグルだ、と言うつもりはない。投資家として問題なのは、一人の人を崇拝し、その人の言うことは絶対に正しいと信じきってしまうことだ。

ソロス氏のように有名人でなくても、知名度の低い人が教祖的存在になってしまうことがある。例をあげれば大手証券会社のアナリスト、ニュースレターの執筆者、大手新聞の金融ジャーナリストなどがある。

言い方は悪いけれども、株のニュースレターとして長く存続するためには読者たちの心をつかみ、ある程度教祖的な存在になる必要がある。ニュースレターの言っていることが正しければ問題は無いが、盲目的にニュースレターを信じることは危険であり、自ら投資判断ができなくなってしまう。

教祖にはどんな共通点があるだろうか。

・私の言っていることは常に正しい、といった態度が明確である。(私が間違っていた、と言うことができない。)
・他の宗派、教えは間違っていることを強調する。
・その宗派だけに通用する言葉が存在する。
・教祖の言葉は時として非論理的であり、時々自らの意見をくつがえすことがある。(前回言ったこととは正反対な事を言うことがある。)
・教祖は時として自分の言葉に酔っている。
・教祖の言うことには隠された目的がある。
・信者を増やすために虚偽的な広告をする。(意図的に人を騙して信者数を増やそうとする。)
・教祖、そして信者たちは集金活動に極めて大きな関心を示す。
・あなたの考え方を捨てて、教祖のように考える事が強く勧められる。(教祖の助言無しで、あなたは正しい判断ができないことが強調される。)
・教祖の言葉には確かな証拠が無い。
・教祖の言葉には多分に誇大表示が含まれている。





(参照した記事:Does Your Financial Guru or Doomster Resemble A Cult?


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