金はアップルの真似をできるだろうか?

金が5%を超える大幅な下落となりました。ブルームバーグはこう報道しています。

2月29日(ブルームバーグ):ニューヨーク金先物相場は反落。2カ月ぶりの大幅安となった。米金融当局が追加の金融緩和措置を講じないとの見方が広がった。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は議会証言で、流動性拡大に向けた新たな措置の実施を示唆しなかった。

金専門のETF、SPDR Gold Trust (GLD)の日足チャートを見てみましょう。




極めて長い陰線、そして出来高は通常の約3.6倍です。こんな下げ方ですから、当然明日も下げるだろうという意見が多いのですが、Bespoke Investment Groupはこんな統計を発表しています。

今日も含めると、1980年以来、金が一日で5%を超える下げとなったことは29回ある。過去28回を振り返ってみると、翌日の平均成績はマイナス0.55%であり、翌日がプラスになったことは13回あった。言い換えれば、翌日が上げとなる確率は46.4%だ。

ということは、やはり続落でしょうか?ibankcoin.comのchessNwineさんが、金とアップル株を比較した面白い見方を発表しているので、話を要約してみようと思います。下がアップルの日足チャートです。




2月15日(1)、アップルは前日のローソク足を包む弱い線を形成した。出来高(2)も飛び抜けて膨大だったから、多くのトレーダーたちは、ここが天井だと判断しアップル株を空売った。たしかに翌日は弱いスタートとなったが、見てのとおりアップルは一転反発となり、簡単に上昇基調に戻ってしまった。今日大幅に下げた金も同様な展開となる可能性がある。一日の動きを見ただけで、トレンドが変わってしまったと判断するのは早すぎる。

金のファンを励まそうとしているような言葉ですが、先ず明日の金の寄付きに注目してみようと思います。たとえ窓を開けての下げで開始しても、アップルのように陽線で終了となれば、空売った人たちが早速買い戻してくるというシナリオが実現する可能性がまだ残っています。


(参照した記事: NY金先物:2カ月ぶり大幅安-FRB議長が刺激策示唆せず

Gold Down 5%

Stock #Market Recap 02/29/12

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