クレジットカード、アメリカ、そして中国

衝動買いを防ぐ方法のひとつに、クレジットカードを持ち歩かないこと、というものがあります。借金地獄への近道はクレジットカードだ、と断言する人もいるくらいですから、クレジットカードで痛い目にあった人は予想以上に多いような気がします。

クレジットカードを使わなくても、こういう小さな衝動買いもあります。パンとミルクが必要なので、近くのスーパーマーケットへ行きます。皆さんも経験があると思いますが、まずパンとミルクだけ買って店を出ることはありません。ほとんどの場合、ついでにビールも、そしてポテトチップもということになるので、予定の倍以上の出費となります。

なぜスーパーマーケットへ行くと余分なものまで買ってしまうのでしょうか。品物の並び方に秘密があるのでしょうか。店内に流れている音楽には、買い物意欲を刺激するメッセージが隠れているのでしょうか。それともただ単に、我々人間には衝動買いの遺伝子が存在するのでしょうか。

ふざけて言うわけではありませんが、最初から金が無ければ衝動買いをすることはありません。私も経験がありますが、好例は失業です。月々の収入が無くなると、買い物意欲も消滅し、スーパーマーケットへ行ったら本当にパンとミルクだけ買って店を出ます。

現在失業中の知人がいます。もう半年以上になりますが、なかなか良い仕事が見つかりません。先日会ったときですが、「毎月の出費をクレジットカードで補っている」、と彼は言っていました。本当に早く職が見つかることを願うばかりですが、彼の場合このクレジットカードは助け舟なのでしょうか、それとも結果的には凶となってしまうのでしょうか。

フルタイムの職が無くてもクレジットカードを取得することができます。現に大学生たちはクレジットカードを所持し、オンラインでショッピングを楽しんでいます。大した収入の無い大学生にクレジットカードを発行することは間違っている、という意見もありますが、皆さんはどう思われるでしょうか。

例えば失業中の知人の場合はどうでしょうか。極論になりますが、更なる借金、そして個人破産を防ぐために、失業者によるクレジットカードの利用を禁止するべきだという意見があります。ご存知のように、クレジットカードの金利は14%を超えるものが多いですから、失業者たちにこのような高金利を負わせるのは非道徳的だという意見もあります。しかし言うまでもなく、もし知人にクレジットカードが無ければ、今住んでいる家から追い出されているかもしれません。正に緊急時における資金源となったわけですから、知人にとってクレジットカードは助け舟です。

アメリカには膨大な赤字があります。よく聞く批判ですが、アメリカ政府は赤字問題に真剣に取り組んでいない。米国の政治家たちがしていることは、クレジットカードを次々と発行するだけだから、更に赤字問題を悪化させているだけだ。

アメリカの赤字(国債)を大量に保有するのは中国です。言い換えれば、中国は米国の大きな債権者です。2010年の動画ですが、こういうものがあります。 


 


舞台は2030年の中国です。大学のような雰囲気ですが、なぜアメリカが衰退したかが語られています。「アメリカは金を使いまくり、その結果膨大な借金を抱える赤字国家となった。我々中国がアメリカの債権者だから、現在アメリカ人たちは我々中国のために働いている。」

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