ガソリンはここが天井??

上昇の続くエネルギー市場は、あまりにも注目を集めすぎている。まるで去年3月、4月の銀市場のようだ。パニック買いは、商品価格を異常なレベルに押し上げるから、今はここが天井かどうかを議論する時ではない。現に私は原油価格132ドルを予想している。しかし現時点では、どのようにポジションを利食うかを考えるべきであり、更なる買い足しを実行する時ではない。-- ピーター・ブラント氏(Factor LLC)

さて、現在の原油の値段は高すぎるのだろうか、それとも安すぎるのだろうか。ルイス・ウッドヒル氏は、forbes.comに、こんな意見を投稿している。

原油(米国産ウエスト・テキサス・インターミディエート)は1バレル105ドル88セントで取引されている。これは1バレル79.95ユーロ、8439.69円、そして67.13ポンドに相当する。要するに、通貨の単位が違うだけで、どれも現在の1バレルあたりの原油価格が示されている。
原油価格は高いのか、それとも安いのかを判断するには、金を基準にした原油価格が役にたつ。今日1バレルの原油を買うためには、0.0602オンスの金が必要だ。1971年1月1日から計493カ月を振り返ってみると、原油の平均価格は金0.0732オンスになる。
現在の原油価格(0.0602オンス)は過去41年間の平均価格より低い。現在の金価格(1オンス1759ドル30セント)を使って計算すると、原油が長期的な平均価格に戻るためには約22%の上昇が必要だ。もちろん、このように原油が上昇すれば、1ガロンあたりのガソリン価格は65セントから75セント上昇することになるだろう。

それにしても、最近のガソリンの上げ方は急ピッチだが、下はガソリンに投資をしているETFの日足チャートだ。



円で囲ったが、注目は最近の異常な出来高の増え方だ。ピーター・ブラント氏は、「まるで去年3月、4月の銀市場のようだ」と言っているが、下が銀のETFの日足チャートだ。




特に4月の終わり頃、天井付近での出来高が膨大だ。こんなチャートを見ると、ガソリンはこのあたりが天井かもしれないと思ってしまうが、ブラント氏はこんなことを語っている、

ガソリンに投資しているETFの先週の出来高には天井の兆候が見られる。(少なくとも、いよいよ最後のパニック買いが始まったようだ。)しかし、商品市場の墓場への道は、ここが天井だと空売った人々の骨で舗装されていることを忘れないでほしい。


(参照した記事:Gasoline Prices Are Not Rising, the Dollar Is Falling

Blow-off top or the bull market sweet spot in energy prices?

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