また天然ガスの話???

なかなか下げが止まらない。木曜のマーケットはまだ終わっていないが、下は天然ガスに投資をしている上場投信、United States Natural Gas (UNG)の日足チャートだ。


矢印で示したように、今日の出来高は極めて大きい。まだ約1時間の取引を残し、既に通常の3倍以上の出来高だ。問題は、これが売りのピークだろうか。言い換えれば、ここまで下げに耐えてきた人たちが、ついに降伏して持ち株を投げているのだろうか。

昨日のブログで書いたように、今年の冬は平年以上に気温が高いことが、天然ガスが売られる一因となっている。現に、今日のウォールストリート・ジャーナルは、こんなことを報道している。

先週の天然ガス在庫量は870億立方フィートの減少となった。冬は暖房用として燃料が使われるため、天然ガスの在庫量は減るのが当たり前だが、この870億立方フィートという減少量は極めて少ない。前年度同時期の減少量は2280億立方フィート、そして5年平均の減少量は1620億立方フィートだ。なぜこうも在庫の減少量が微々たるものなのだろうか。原因は暖かい冬だ。

更にウォールストリート・ジャーナルは、気象学者のほとんどが温暖な気候が続くことを予報し、天然ガスの下落はまだ続く可能性があることを記している。今年の冬は暖かい、という周知の記事でまた天然ガスが売られてしまうのだから、さすがにウォールストリート・ジャーナルだ。

このウォールストリート・ジャーナルの記事がダメ押しの売りを呼ぶ結果になった可能性があるわけだが、現時点では全く反発が見られないから試しに少し買ってみようか、といった気にしかなれない。もちろん、トレンドに逆らった投資をすることに反対する人も多いわけだが、あるトレーダーがこんなことを書いている。

はたして降参を示すタオルがリングへ投げ込まれたのだろうか。もしあなたの回答が「イエス」なら、来たるべき反発ラリーに備えて、このETF(United States Natural Gas (UNG))を監視し続けるべきだ。


(参考にした記事:The Ultimate Trap?

Natural Gas Keeps Tumbling, And Even Lower Prices Could Be On The Way

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