あなたの使っているトレードシステムは何型?

「勝率90%」、「年利50%」、「素人でも儲かる」、といった株や為替の広告をよく見かける。ケビン・デイビー氏(先物トレーダー)によれば、トレードシステムや投資ニュースレターには7つのタイプがある。

1、結果論重視型: ここで買った、ここで売ったという矢印がチャート上に示されている。言うまでもなく、売買のタイミングは絶妙だ。問題は、この手のシステムは過去のトレードでは抜群な成績だが、これから先のトレードでは同様な好成績を上げることができない。
2、曖昧型: ノストラダムスの詩を解釈するような努力が要る。簡単な例を挙げると、「もし今朝の経済指標がさほど悪くなければ、今日のマーケットは強い展開になるだろう」、といったことが書かれている。要するに、マーケットの結果がどう出ても、ニュースレターのアドバイスは正しいことになる。
3、卑劣型: 宣伝には、「手仕舞ったトレードの勝率は95%」、と書かれている。問題は残りの5%だ。敗けはたったの5%かもしれないが、損額は極めて大きいことが多い。もう一つ気をつけたいのは、あくまでも「手仕舞ったトレードの勝率は95%」ということであり、現在保有しているポジションの状況については全く触れていない。
4、超スピーディー型: とにかく頻繁に売買シグナルが表示される。勝率は素晴らしいかもしれないが、通算してみると、敗けた金額が買った金額を上回ることが多い。
5、嘘つき型: 例えば、広告には敗けたトレードを一切公表しないで、システムを実際以上に素晴らしいものに見せようとする。あまりにも出来すぎた成績だと思ったら、先ず試用できるかを聞いてみよう。
6、長期投資推薦型: 「長期投資すれば株は儲かる」、というのが要点だ。ほとんどの場合、5年、10年と長期にわたって株を保有し続ければ、最終的に株価はニュースレターの言うように上がる。しかし、こんなアドバイスを真に受けて株を買い続けると、好結果が実現する前に口座残高が大きく減ってしまう。
7、本当です、ウソではありません型: 見たところ広告にウソや騙しはなさそうだ。よほどの天才トレーダーらしい。利益、勝率は超一流だ。しかし、こんなに素晴らしいシステムを、何故たったの79ドルで販売しているのだろうか?トレードの秘法を、そんな端金で手放す人などこの世の中には存在しない。

という訳で、株や為替のトレードで成功したければ以上7つのタイプを避けること、というのがデイビー氏の結論だ。




(参照したサイト: The 90 Percent Club

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