年末は冴えない株を買え!?

そう言えば、この頃「ウォール街を占拠せよ」に関する報道がなくなった。あのデモで、いったい何が実現したのかは分からないが、こういうタイトルのコラムを見つけた。「ウォール街に腹を立てるな、仕返しをせよ」。書いたのはマーク・ハルバート氏だから、もちろん暴力的な仕返しの話ではない。先ず、氏のコラムを要約してみよう。

毎年のことだが、年末になるとミューチュアルファンドのマネージャーたちは、ファンドの外見をよく見せるために成績の悪い持ち株を売却する。お馴染みの「化粧」だが、年末にマネージャーたちによって処分された株は、新年早々に買い戻される傾向がある。
これが仕返しの方法だ。先ず、多くのミューチュアルファンドによって保有されている銘柄で、今年特に成績の悪いものを探す。そして、これから年末にかけてそれらの株を買い、年が明けて株価が上がったところで利食う。

はたして、こんなに簡単に行くのだろうか?ハルバート氏によると、このやり方を勧めているのはジョージ・パットナム氏(Turnaround Letter)であり、ハルバート氏の調べによると、この投資方法の成績はダウ指数の上昇率を上回っている。

下は、パットナム氏が勧める、今年末用の銘柄だ。

Alpha Natural Resources (ANR) 
American International Group (AIG) 
Bank of America (BAC)  
Computer Sciences (CSC) 
First Solar (FSLR) 
Janus Capital Group (JNS) 
MEMC Electronic Materials (WFR) 
Monster Worldwide (MWW) 
Netflix (NFLX) 
U.S. Steel (X)

次に、過去の成績を少し調べてみた。

先ずAlpha Natural Resources (ANR)。12月の平均伸び率はマイナス0.46%、そして1月は+0.672%。

American International Group (AIG) の場合は、12月の平均成績は+3.421%、1月はマイナス0.702%。

Bank of America (BAC)の12月は+0.732%、1月は+2.49%。

Computer Sciences (CSC) の12月の平均は+6.097%、そして1月は+0.216%。

First Solar (FSLR)の12月は+9.642%、1月はマイナス3.502%。

Janus Capital Group (JNS) の12月は平均で+6.185%、1月はマイナス5.818%。

MEMC Electronic Materials (WFR)の12月は+0.127%、1月は+8.306%。

Monster Worldwide (MWW) の12月は+9.055%、そして1月はマイナス0.463%。

Netflix (NFLX)の12月は平均で+4.126%、1月は+9.73%。

U.S. Steel (X)の12月の成績は+10.421%、そして1月はマイナス0.324%。

Alpha Natural Resources (ANR)は例外だが、「クリスマス・ラリー」という言葉があるように、12月はどの銘柄も上げている。さて、後でチャートを見てみることにしよう。





(参照したサイト:Don’t get mad at Wall Street, get even)


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