公募価格を割ったグルーポンは買いチャンス???

グルーポンの取引が始まったのは11月4日。初値は、20ドルの公募価格を40%上回る28ドルだった。その日の高値は31ドル14セント、終値は26ドル11セント、ようするに初日に出来上がったのは陰線だ。そして感謝祭の前日11月23日、グルーポンは15%を超える下げとなり、公募価格を下回る16ドル96セントで取引を終了した。下が日足チャートだ。




公募価格割れの原因について、ロイターはこう報道している。

アナリストは競争激化をめぐる懸念が高まっていることや、空売りのための株を入手しやすくなっていること、市場の地合いが急激に悪化していることを理由に挙げている。
競合相手のリビング・ソーシャルは21日、全国的に事業を展開する20社以上のクーポンを感謝祭明けの「ブラックフライデー」に提供する計画を明らかにした。 
またグルーポンがIPOを実施した翌週は空売りするための株を入手しにくかったが、今週は入手が容易になったとの指摘がアナリストから聞かれた。

ビジネス・インサイダーのヘンリー・ブロジェット氏は、こう語っている。

なぜグルーポンは急落しているのだろうか。考えられることは色々ある。ひょっとすると、第4四半期の決算に問題があるのかもしれない。幹事証券会社が、以前のように積極的に株を買い支えていないのかもしれない。もちろん、最近の冴えない株式市場が原因になっていることも考えられる。どちらにしても確実に言えることは、投資家たちは、現在の株価ではグルーポンを買う気は無いということだ。

しかし、ここまで下げているだけに、少し買ってみようかなと思っている人もいることだろう。マーケットの地合が良くなってくれば、割安だなどという理由をつけて、叩かれていた株が買われることがよく起きる。

では一体どこまで下がればグルーポンを買う人たちが殺到するのだろうか。具体的な株価は分からないが、かなり下げないと、積極的な買い手は現れないような気がする。グルーポンの取引がまだ始まっていない10月27日、株番組「マッド・マネー」を担当するジム・クレーマー氏は、こんなことを語っていた。

グルーポンの新規公開株は、ウォール街のプロモーション・マシーンによって作られた産物だ。おそらく最初は跳ね上がることだろう、しかし、グルーポンはババ抜きのババのようなものだから、長居は禁物だ。

ピッチフォークを使ってトレードをしている人の話によると、13ドル20セント近辺が次のポイントになると言う。




上はグルーポンの60分足チャートだ。1で分かるように、数時間にわたってピッチフォークのセンターラインがサポートになったが、結局ブレイクダウンしてしまった。現在株価は、ピッチフォークの下辺(2)に向かっているから、はたして13ドル20セント付近で買い手が現れるかに注目だ。


(情報源:米グルーポン株が公開価格下回る、競争激化懸念などで

Groupon Crashes Through Ipo Price

Cramer’s Groupon IPO Strategy

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