年末ラリー、はたしてサンタクロースは現れるだろうか?

これで米国株式市場は6連敗、惨憺たる状態だ。一つ良いニュースがあるとすれば、明日は感謝祭だから、思う存分食べて飲んで相場のことを忘れることができる。もちろん、金曜のマーケット(半日だけ)を見るつもりの人たちは、二日酔いにならない程度に飲んでおく必要がある。

最近の冴えないマーケットを振り返って、The Fly氏は、こんなことを書いている。

これは私も含めて言えることだが、悪化の続くマーケットでは、底値で買ってやろうという願望が出てくる。現在のマーケットには、極端に割安となった銘柄が多く、ここで買いに乗り出す人たちは最終的に大きな利益を得ることができるだろう。しかし今ここで買う人たちは、強制的な売り物に直面することになる。(注:強制的な売り物というのは、最近続出しているマージンコールによる売り。そして年末はヘッジファンドの解約があるから、資金を投資家に返すためにファンドマネージャーは株を売る必要がある。特に今年のファンドの成績はパッとしないから、いつも以上に解約が増えることが心配されている。)もしあなたが、こんなに割安な株を見逃すことはできないという理由で買っているなら、この事を頭に入れておいてほしい。強制的な売りが続出するマーケットには、論理的な考え方は通用しない。

「論理的な考え方は通用しない」、という部分を読んだら、今朝のBespoke Investment Groupの記事を思い出した。


データ:Bespoke Investment Group


月曜、火曜、水曜と感謝祭(木曜)の前日3日間が立て続けに下げたことは過去7回あり、今日の下げでこんな事が起きたのは計8回となった。感謝祭の翌日(Black Friday)のマーケットは4勝3敗、平均すると金曜は0.07%の下げだ。面白いのは、金曜以後の残りのマーケット(Rest of Year)だ。マイナスになったのは1964年(0.81%減)の一度だけで、成績は6勝1敗。平均すると、金曜以後の残り1カ月ほどのマーケットは+2.68%だ。Bespoke Investment Groupは、こう結論している。

残りの期間(Rest of Year)を見た場合、明らかに上がる確率が圧倒的に高い。しかし今年はどうだろうか。ヨーロッパの混乱を考えると、このマーケットは、サンタクロースにはあまりにも重荷かもしれない。


(情報源:Fundamentals and Technicals Are No Longer Relevant

A Real Turkey of a Week

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