占い、ファンダメンタルズ、アルゴリズム

占いを頼りに投資をして膨大な損を出した、という韓国からのニュースが報道されていた。最初の部分だけ引用しよう。

韓国3位の大財閥SKグループの会長が占い師をあてにした先物投資で巨額の損失を出していた。使われた資金に“横領”の疑いがあり検察当局が捜査している。「元気な韓国企業」といわれ、その経営力が国際的に注目されている大財閥オーナーの意外な裏面として話題になっている。(sankei.jp.msn.com)

ローソク足には「宵の明星」、「明けの明星」、「流れ星」などといったパターンがあるが、初めて聞く人は、まさか株の話だとは思わないことだろう。ひょっとしたら、ローソク足などというものは、占いと大して変わらないと結論する人もいるかもしれない。

株の分析と言うと、売上、利益、キャッシュフローなどの要素が重要視され、テクニカル的なことはあまり話題にならない。短期移動平均線は上向き、といった程度のテクニカルな話なら完全に無視されることはないが、フィボナッチ、エリオット波動などという話になってくると、そういう事に興味がある人でないと中々聞いてくれない。という訳で、ファンダメンタルズの分析が相変わらず主流だから、「占い」を使って投資していますなどと言ったら、頭がおかしいのではと疑われてしまうことだろう。

では、株投資に占いを利用することは全く無意味だろうか。購読をしていないから実績の方は分からないが、ある星占いを使った株サイトに、こんな一文があった。

この高ボラティリティなマーケットで、大衆より一歩先に投資するためには、枠組みにとらわれない考え方をする必要がある。

「枠組みにとらわれない考え方」、という部分がとても気に入った。占いを肯定するつもりはないが、星占いで株の分析をしようというのは、正に反主流的な方法であり枠組みにとらわれないやり方だ。

投資心理という言葉で分かるように、株の投資には心理的な要素も含まれるから、株で勝つためには心理面を鍛えることが大切だ、と主張する人たちもいる。一例をあげると、カーク・レポートは、スポーツ心理学を株の投資に役立てることを勧めている。少し抜粋してみよう。

・勝てるのだという自信を持つこと。
トレードで成功している人が実際に存在するということは、あなたにも成功のチャンスがあるということだ。
・結果ばかりを考えるな。
最も重要なのは今だ。今しているトレードに細心の注意を払って、ベストに近いトレードができるように全力を尽くそう。
・失敗にくよくよしない。
損を出したからといって、その事をいつまでもくよくよと考えていてはいけない。成功しているトレーダーは失敗を素直に認め、気分をさっさと一新して次のトレードに臨むものだ。
・求めていないアドバイスは無視すること。
あなたの事を本当に思ってアドバイスしてくれる友人や知人がいることだろう。しかし、彼らの意見を聞いてはいけない。自分で考え、自分の意見に基づいた投資をすることが大切だ。

人々は既成概念にとらわれない投資方法を常に求めている。最近はアルゴリズムを駆使したトレードが盛んになり、ウォール街は数学の博士号を持つ人々が活躍する場となった。私たち数学の素人のために、ケヴィン・スラヴィン氏がアルゴリズムを分かりやすく説明しているので、ぜひこの動画を見ていただきたいと思う。(日本語字幕付きです)





(情報源:大財閥が占い経営で大損 韓国3位のSKグループ 6年間で270億円

Dr. Bob’s 10 Rules

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