短期トレード用の銘柄選び -- 一例

アメリカの個人トレーダーたちは、どんな銘柄をトレードしているのですか、という質問をよく受けます。数日間、数週間といった短い期間で決着をつけたい場合は、やはり動きの良い銘柄を選ぶことが大切になります。あるトレーダーが冗談で言ってましたが、短期トレードに向いている株は、少し心配になって軽い寝不足になるものが良いそうです。

動きの良い株は、「乱高下する株」、「ボラティリティの高い株」、「一日の値幅が大きな株」、といった言葉で表現されます。水曜のbespokeinvest.comには、こんなリストが掲載されています。


データ:bespokeinvest.com

(全リストは一番下にある情報源をクリックしてください。)

上のリストには、株価が10ドル以上のS&P1500指数に含まれる銘柄で、一日の動きが派手なものが記されています。左半分は50日移動平均線が上昇しているもの、そして右半分は50日移動平均線が下降しているものになります。

一番上の左側の株、STMPを見てみましょう。一日の平均値幅(Average Intraday Spread)は7.9%という、とても値動きの良い銘柄です。では、この株はトレードできそうでしょうか。売上、PERなどといった話は抜きにして、単にチャートだけで判断してみましょう。



20日(1)、50日(2)、そして200日移動平均線(3)は全て上向きです。言い換えれば、短期、中期、長期トレンドの全てが強いアップトレンドです。高値を更新した後、ここ数日間下げていますが、見たところ以前のレジスタンス(4)が、今度はサポートになったようです。というわけで、上昇が再開したところで買ってやろう、と計画している人たちが多いことと思われます。実際の買いのタイミングは、短いタイムフレームのチャート(60分足、30分足など)を利用します。

とこれだけで話を済ませば単純な事なのですが、他人の意見を聞くと、この銘柄買いに躊躇することになります。よく聞くのは、こんな意見です。

STMP(Stamps.com)は正にバブル状態だ。株価売上高倍率(PSR)、株価収益率(PER)、株価純資産倍率(PBR)を考慮すると、現在の株価はかなりの割高だ。ここでは買うのではなく空売るべきだ。

さてどうしよう、買いを中止しようかなと思ってしまうかもしれませんが、ここで空売って100%成功するという保証もありません。どちらにしても重要なのは、間違ったら損切りする、ということではないでしょうか。


(情報源: Looking For Action? S&P 1500 Most Volatile Stocks)

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