SECから投資家へ -- 株セミナー詐欺にご用心

水曜、米証券取引委員会(SEC)は、下記のような警報を発令した。



Scamsは詐欺、ペテンといった意味だから、「投資/トレードセミナー詐欺に注意せよ」、という警告だ。

100%確実な方法など無いことは誰でも分かっている。しかし、どんなに時代が変わっても、個人投資家やトレーダーたちは、このやり方なら大きく儲けることができますよ、という話についつい引きこまれてしまう。では、どうやったらインチキなセミナーを見破ることができるだろうか。SECは、セミナー詐欺に共通している事として、こんなことを指摘している。

・ トレード/投資手法は簡単、そしてシンプル。
現実は「簡単」でも「シンプル」でもない。「簡単」、「シンプル」を強調するセミナーには要注意。
・ 利益の保証。
トレードには必ずリスクが伴い、リスクと利益の相互関係を理解することが大切だ。小さな利益の投資はリスクが低い。しかし、大きなリターンには高リスクがつきまとう。セミナーが高利益を約束しているなら、そんな言葉を信じてはいけない。
・ しつこいセールス。
詐欺セミナー業者の中には、押し売りのような方法で、セミナーの参加者を獲得しようとする。正当なセミナー業者なら、「残りの席は、あと数席しかありません」、「今このチャンスを逃したら、大きな利益も逃げてしまいます」、などといったことは言わない。
・ 話があまりにうますぎる。
そんな事が本当に可能だろうか、と疑ってしまう話には要注意だ。

では、あなたが既に、あるセミナーを受講することを考えているとしよう。受講前の確認事項として、SECはこんな事をあげている。
・ インターネットのサーチエンジンを使って、セミナーを開催する会社、そして講師に関する情報を集めること。
・ セミナー会社、そして講師が証券業界の関係者なら、適切な機関に問い合わせて、過去に苦情などが提出されていないかを確かめる。
・ セミナー業者に質問すること。受講料金はいくらなのか。セミナーが一度で終了するとは限らない。宣伝されている料金は単に一回目だけのもので、全過程を終了するためには、更なるセミナー料金が必要になる場合がある。手法には、どんなリスクがあるのか。受講する前に、セミナーで教えられている手法のリスクと利点を把握しておこう。
・過去の好成績を強調しすぎるセミナーには要注意。受講する前に、それらの成績が本物であるかを確かめたい。今までが良くても、同じ手法がこれからも効果的であるという保証は無い。

詐欺の一例を見てみよう。

誤解されやすい虚偽な文書などを使って、客にトレード用商品を買わせたということで訴えられたのは、Better Tradesという名前でビジネスをしているLong Term-Short Term, Incだ。(Better Tradesはセミナーだけでなく、ソフトウェアの販売もしている。)講師たちは、Better Tradesのソフトウェアを使って利益を上げていると主張していたが、実際のところは、ソフトウェアや他の商品を客に売ることで利益を上げていたようだ。





(情報源:Investor Alert:  Investment Seminars – Trading Seminar Scams

SEC Issues Investor Alert on Trading Seminar Scams

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