節約が大切、しかしこれだけはやめられない

江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ、という古い言葉がある。その日に得た収入は、その日のうちに使ってしまうということだから、今日で言う給料ぎりぎりの生活だ。careerbuilder.comによれば、働く米国人の42%が給料ぎりぎりの生活をしている。言い換えれば、ほぼ半数の人々は、月末のフトコロ具合がかなり厳しい。

当然のことながら、毎月の給料を使いきってしまうような生活をやめて、節約貯蓄を心掛けるべきだと忠告する人が多い。毎日の出費を実際に記録することで、いったいどこに無駄な金を使っているかが明確になるから、要するにその無駄な出費になっている行動をやめればよい。しかし言うまでもなく、現実はそう簡単に事は運ばない。

毎日、外でお昼を食べたら割高になるのは誰にでも分かる。弁当持参なら昼食費を節約できるが、わざわざ早起きして弁当をつくる気にはなれない。だったら妻に頼んだらどうか、ということになるが、夫婦共稼ぎの多い今日、妻も同様に忙しいから弁当など作る時間はない。

何かを犠牲にしなければ金は節約できない。健康に悪いからタバコをやめれば、もちろんタバコ代を節約できる。もちろん、酒も体によくないから、これをやめれば酒代を貯蓄に回すことができる。現に私も、10ドル以上のワインを買うのをやめて、5ドル台のワインを買って節約に心がけている。

節約貯蓄が大切なことは分かっていても、どうしても手放したくないもの、やめたくないものがある。私の知人は「競馬だ」、と言っていたけれども、皆さんの場合は何だろうか。これはアメリカ人の場合だが、下記は、どんなにフトコロ具合が悪くなっても手放したくないもの、やめたくないものだ。

1位: インターネット 56%

2位: ドライブ 46%

3位: 携帯電話/スマートフォン 42%

4位: ケーブルテレビ 27%

5位: レストランでの外食 11%

私も、やはりインターネットとスマートフォンを手放したくない。どちらか一つを選べ、と言われれば、インターネットもできるスマートフォンを私は選ぶと思う。

では、江戸っ子たちは(男性に限る)、どんなものに金を使い果たしたのだろうか。おそらく、飲む、打つ、買うの三つだろう。毎晩飲むだけでも、年間通算すれば、飲み代はかなりの額になる。一人で三つ全部やったら、間違いなく大きな借金を背負い込み、きっと女房に逃げられることだろう。

インターネット、スマートフォン、ケーブルテレビ。そして飲む、打つ、買う。たしかに時代は変わったが、人々の浪費癖は変わらないようだ。






(情報源:42 percent of workers live paycheck to paycheck

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