ニュー・ノーマル時代を生きるためのヒント

恐慌時代に生まれ、厳しい生活を体験したリチャード・ラッセル氏(Dow Theory Letters)は、今日のニュー・ノーマルな時代で生き残るための12のルールを語っている。

(ニュー・ノーマル:「新たな普通」と訳される。世界最大の債券運用会社であるピムコの最高経営責任者、モハメド・エラリアンが提唱したもので、世界経済はリーマン・ショックから立ち直ったときに、危機前の姿に戻るのではなく、全く別のものになるということ。例えば、アメリカ人はこれまで「消費こそ美徳」とばかりに次から次へと新商品を購入していたが、リーマン・ショック後は逆転して「節約こそ美徳」となっている。--- ヤフー辞書から抜粋)

1、金を徹底的に節約すること。まだ職があるなら上司と仲良くすること。
2、簡単に儲けてやろう、といったウォール街流の考え方を捨てて、どうしたら金を失わなくてすむかという考え方をすること。
3、読んだり聞いたりすることは先ず疑ってみること。マスコミは情報を流すことが商売だから、ありとあらゆる見出しを使って読者の気を引こうとする。
4、金(ゴールド)を信じること。金融システムがますます不安になる今日、金投資が更に注目される。
5、金が最後の投機的な上昇を展開する前には大きな下方修正がある。
6、しかし今回の場合、最後の金の上昇は無いかもしれない。なぜなら、金は真の富であるという考え方が広まっているから、多くの投資家たちは買った金を手放さない可能性がある。
7、パーマネント・ポートフォリオ(金、銀、エネルギー関連専門のミューチュアルファンド)の成績を見てほしい。今年ここまで、S&P500指数はマイナス6.5%だが、パーマネント・ポートフォリオは+7.33%だ。
8、テレビに出てくる、すばらしい金儲けの話には要注意。現在の状況で、簡単に儲かる話など無い。
9、計画の無い金のつかい方をしないこと。衝動買いをしないこと。外食はやめて自宅で料理すること。
10、長期的に投資を考えること。長い目で見た場合、配当利回りが2.5%未満では、長期的な株投資はガッカリな結果になるだろう。
11、買いが利益を上げる基本になる。何を買うにしても、適切な値段で買っていれば、時間の経過とともに利益が上がる。
12、今日のウォール街は苦境にある。苦しい時は状況打開のために新しい投資商品が生まれ、新しいものには高いリスクがある。


リチャード・ラッセル氏



(情報源:RICHARD RUSSELL: 12 TIPS FOR THE NEW NORMAL

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