金チャートに現れたアウトサイド・リバーサル

金を最近買った人たちが、今日の大きな下げを見て、金投資は間違っていたかもしれないと心配している。商品の専門家デニス・ガートマン氏は、こう語っている。「今は金を買う時ではありません。金はバブルです。私たちテクニシャンは、アウトサイド・リバーサルというパターンに注意を払っています。このパターンを見たら直ぐ売りです。直ぐに処分しないと後悔することになるでしょう。」 (cnbc.comから抜粋)

先ず、アウトサイド・リバーサルを説明しよう。「今日、商品価格(株価格)は新高値を記録するが、一転して下げてしまう。単に安値引けとなるのではなく、前日の安値を割って終了する。」 要するに、高値圏で形成された包み線のことだ。火曜の終了時点における、金の日足チャートを見てみよう。




1で分かるように、金は前日の高値を突破して瞬時新高値を記録した。しかし買いが続かず売り手が優勢となり、2が示すように、金は結局前日の安値を割って終了だ。出来高も約10日ぶりの大きな量となり、かなり強い売り圧力であった事が察せられる。

ガートマン氏は、こう付け加えている。

過去54時間で、私はほとんどの金を売却しましたが、全部売るべきだったと思っています。もっと言えば、ついでに空売りもしておくべきでした。

といった事を聞くと、最近金を買った人はますます心配になってしまうが、次に今日水曜終了時点での金チャートを見てみよう。




昨日に引き続き大陰線(1)が形成された。出来高(2)は昨日の量を上回り、かなりパニックの売りがあったようだ。しかし、アップトレンドはまだ崩れていない。7月の安値から引いた上昇するトレンドライン(3)で分かるように、金価格はまだこのトレンドラインの上にある。

一般的に言われていることは、上昇するトレンドライン付近には買い手が待っている。言い換えれば、アップトレンドライン付近は買い足しのチャンスであり、まだ金に投資していない人たちにも買いチャンスとなる。

問題は2日連続の大きな下げだ。これを見て買い手たちは動揺してしまっただろうか、それとも明日から早速買い始めるだろうか。言うまでもなく、トレンドライン割れは短期トレンドの転換を表すわけだから、明日の金の動きに注目だ。



(情報源:Dennis Gartman: Gold’s Bubble Is Bursting

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