デッドクロスが迫るダウ指数

値幅の大きな荒いマーケットが展開されています。下はダウ指数の日足チャートです。




見てのとおり最近のローソク足はとても長く、方向を読み間違えると、簡単に大きな損を出してしまう状態です。

注目は円内です。入れてある二本の移動平均線は上が50日、下が200日です。既に50日移動平均線は下向きになり、このまま行くと200日移動平均線をクロスして、デッドクロスという現象が起きます。一般的には「売りシグナル」になるわけですが、私たちもデッドクロスを合図に、先物や上場投信などを使ってダウを空売るべきでしょうか。マーク・ハルバート氏(ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト)は、このような統計を発表しています。

デッドクロス後のダウ指数の平均成績: 
・ 1カ月後: -0.6% 
・ 1四半期後: ±0% 
・ 6カ月後: +1.8% 
・ 1年後: +2.4% 
過去114年間のダウ指数の平均成績 
・ 1カ月の平均成績: +0.5% 
・ 1四半期の平均成績: +1.6% 
・ 6カ月の平均成績: +3.2% 
・ 1年の平均成績: +6.4%

ハルバート氏のコメント:

上の数字を見る限り、デッドクロス後の成績は冴えないと判断できる。しかし、最近20年間だけに限って言えば、デッドクロスは大した売りシグナルではない。例えば、2007年のデッドクロスは良かったが、2005年の場合は間違ったシグナルとなり、デッドクロスが起きたからといって特別にダウの成績が下がることはない。

zerohedge.comはハルバート氏の説明を、このように解釈しています。

言い換えれば、最近のマーケットには、以前のやり方が通用しなくなっているということだ。



(情報源: The Death Cross Is Back)

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