さて何に投資するべきか -- 金は避けろ!?

米国債の格下げは織り込み済みだ、と語っていた人たちも、ヨーロッパとアジアの下げを見て考えが変わってしまった。取引終了まで、まだ2時間以上残っているが、現在S&P500指数は4.56%、そしてダウ指数は3.57%とそれぞれ大幅に下げている。

買われているのは金と国債だ。金専門の上場投信SPDR Gold Shares (GLD)は現在+3.30%。長期米国債に投資をしている上場投信iShares Barclays 20+ Year Treas Bond (TLT)は、ほぼ3%の上昇だ。国債は格下げされた訳だが、今のところ以前と同様に、逃げ場所を求める資金が流入している。

ほぼ全面安の中で特に下げが目立つのは金融セクターだ。具体的に個別銘柄をいくつかあげてみよう。

バンク・オブ・アメリカ: マイナス16.77%

シティ・グループ: マイナス15.13%

ゴールドマン・サックス: マイナス7.72%

アメリカン・エキスプレス: マイナス6.44%


AAAの格付けを失った米国債だが、下記は今日もAAAの格付けを持つ国々だ。


ritholtz.com


当然のことながら、「これからどうしよう。いったい何に投資したら良いのだろうか?」、と投資家たちは不安な状態だ。マーケット・ウォッチには、OUTSIDE THE BOXという違った観点で書かれたコラムを集めたコーナーがある。今日のコラムを執筆したチャールズ・サイズモア氏は、3つのことを勧めている。

1、米国債を避けること。米政府が債務の履行を怠ることは無いと思う。現在の国債(10年物)には2.39%ほどの利回りがあるが、マーケットが落ち着いてくれば、この利回りは3%から4%に上昇するだろう。言い換えれば国債は値下がることになるわけだから、積極的な投資家は国債を空売るべきだ。 
2、金を避ける。皆が言うように、金は万が一に備えた保険のようなものだ。しかし質問しよう。既に家が焼けてしまった後に、保険をかけることができるだろうか?これも国債のように、マーケットが落ち着いてくれば金価格は下落だ。 
3、今日の混乱を利用すること。大幅に売られたヨーロッパと米国企業の優良株を買う。例を挙げれば次のような銘柄がある。Nestlé、Unilever PLC、Johnson & Johnson、Microsoft、そしてIntelなどだ。


(情報源: 3 trades: Avoid bonds, sell gold, buy blue chips

Sovereign Ratings: AAA Edition

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