二つのサポートに迫る米国株式市場

終了まであと約2時間半、米国株式市場は現在2.5%の大幅下落です。ヨーロッパ、特にスペインとイタリアが悪材料になったという話が多いですが、チャートだけを頼りに株を売買している人にとって痛かったのは、昨日のローソク足が騙しであったということです。(チャート上でクリックするとチャートが拡大されます。)




1が昨日水曜のローソク足です。長い目立つ下ヒゲを作り、ほぼ高値で終了ですから、これは下げ止まり一転反発のシグナルになります。現に、昨日の大引け間際に買った人が多かったわけですが、今日は期待外れの展開ですから早々に損切りとなってしまいました。「騙しもパターンの一つ」という言葉がありますから、昨日の安値割れで空売った人たちがいたことも事実です。もちろん、ここ2週間でほぼ10%に近い下げですから、今日の下げは狼狽売りによるものも多いと思われます。

言うまでもないことですが、マーケットは明らかに売られ過ぎです。




売られすぎ、買われすぎを見る指標の一つであるRSIは30を割り、現在のマーケットは売られすぎであることが示されています。たしかに惨憺たるマーケットですが、現在のマーケットは、少なくとも2つのサポートレベルに支えられています。下は月足チャートです。




入れてある移動平均線は20月移動平均線です。見てのとおり、前回はこの移動平均線がサポートになりました。そして、この移動平均線の直ぐ上にある点線は、2009年の安値から今年の高値で測定した23.6%の値戻しレベルです。位置的には反発が期待できる場所です。売られすぎなマーケットを考えると、そろそろ何らかの反発がないと、更なるパニック売りが起きてしまいそうです。

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