匂い は ビジネス向上のカギ??

スーパーマーケットに関するこんな話がある。ブルックリンにある店なのだが、匂いを使うことで売上が上がったそうだ。パンが売られているセクションではパンの匂いを振り撒き、キャンディーが売られている場所ではチョコレートの匂いをふりまくことで、月々の売上が確かに向上した。振り撒くと言っても、殺虫剤のスプレーのように勢いよくやるわけではない。セント・エア・マシーンという特殊な装置を壁に付け、程良い香りを訪れた客に送るわけだ。

この特殊装置を販売しているのはセントエア(scentair)という会社だ。さっそくホームページを見てみた。既に3万台を超える装置が販売され、設置されているのは米国内だけでなく、105に及ぶ国々で利用されている。

この装置を使っているのは食品を扱う業種だけに限らず、様々な業界で利用されている。例えば、面白いと思ったのはカジノだ。実際にどんな匂いがするのかは分からないが、こう説明されている。

当社の特許が取得されたセント・マシーン、そして豊富に揃えた高質な香りは、カジノを訪れる人々に最高な雰囲気をお届けすることができます。

現に、Hard Rock Hotel & Casino、Mandalay Bay Resort & Casino、Trump Taj Mahal Casinoなどのカジノではセントエアの特殊装置が既に使われている。

ブルーミングデール百貨店でも匂いが使われている。赤ちゃん用品が売られている場所では、ほのかなベビーパウダーの香り、女性の下着売場ではライラックの香り、そしてクリスマスのようなホリデー・シーズンにはチョコレートの匂いが使われている。

病院でも匂いが利用されている。

Celebration Health(フロリダにある病院)は、当日になって、いきなりMRIの検査をキャンセルする患者が多いことに悩んでいた。あまりキャンセルが多くては、言うまでもなく病院の経営に悪影響となる。そこで病院側は創造性に富んだ方法を選び、病院のイメージを一新した。
MRIという言葉を使うことをやめ、MRIの検査が行われるセクションは「シーサイド・イメジング(Seaside Imaging)」に改名された。シーサイド(海辺)の雰囲気をつくるために建物の内装を変え、更に待合室の椅子も木製のロッキングチェアに取り替えられた。それだけでなく、なんとMRIマシーンも砂の城に変身してしまった。というわけで、この海岸のテーマに合わせて、セントエアは海岸の香りを提供している。

なるほど、私も仕事場の匂いを変えてみようと思う。ひょっとすると効率が大きく上がるかもしれない。






(情報源: N.Y. grocery turns to scent marketing

scentair

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