もう一度トレードのルールを復習してみよう

イタリアの国債・株式が急落、債務危機波及への懸念で=欧州市場 (ロイターのヘッドライン)


というわけで、今日はイタリアの話題でいっぱいだ。当然のことながら、ツイッターにもイタリア関連のツイートが多い。少し見てみよう。


smdt40 smdt40
なるほど。 RT @hirosetakao なぜイタリア国債は急激に売られているのか? 変わったのはイタリアではなく投資家の方だ bit.ly/qNFddf #markethack
toushirofx 虎やん
イタリア国債の利回り上昇、国内金融機関の買い控えが影響 http://dlvr.it/ZnLP2
boxerconan boxerconan
今日のイタリアの件はGSがハイプしてるって言う人いるね。朝もGSのエライさんがCNBCに出てたし(GSはCNBCに滅多に出ない−にっこりアビー以外はね)。
takedakoshu 証券アナリスト 武田甲州
イタリアは決してデフォルトに陥らない=ビーニ・スマギECB専務理事 http://dlvr.it/Zn1Zw


CNNには、こういう読者の書き込みがある。


またマスコミがマーケットを混乱させている。しかし明日になればマーケットは回復し、結局笑うのはウォール街の人々だ。


それでは、ニュースなどは無視のチャート専門の人たちは、今日の下げを予測できただろうか?下はイタリアに投資している上場投信、iShares MSCI Italy Index (EWI)の日足チャートだ。








(Aは先週金曜のローソク足、Bは月曜のローソク足。)


矢印の方向が示すように、トレンドは下げだから、積極的に買う人は少ないだろう。問題は、Aのローソク足を見たときに、今日の下げ(B)を予測できたかだ。


陰線だからAのローソク足は極めて強いというわけではないが、目立つ下ヒゲで分かるように、ひょっとすると一時的に下げ止まったかもしれないと思ってしまう。更に、前回の安値が支えになったと判断することもできるから、チャートには短期サポートラインを引くこともできる。もっと多くの指標をチャートに入れれば違った結論に達するのかもしれないが、金曜(A)のマーケット終了間際に、この銘柄を空売った人は少ないように思う。


以前紹介したことがあるが、チャート分析のベテラン、ジョン・マーフィー氏が語る「テクニカル・トレードのルール」を記しておこう。



・ トレンドを把握すること
チャートの分析は長期チャートから始める。過去数年間にわたる週足、月足チャートを見て、先ず長期的な視野で全体像を把握する。日足やイントラデイのチャートに移るのは、長期チャートの分析が済んでからだ。短期チャートだけではマーケットに騙されてしまう。
・ トレンドに従うこと
大雑把に言えば、マーケットには短期、中期、長期トレンドがある。先ず、どのトレンドに従ってトレードするのかを決めよう。もしトレンドが上げなら一時的な下げが買いチャンス、反対に下げなら一時的なラリーが売りチャンスになる。
・ 安値と高値に注目すること
サポートレベルで買い、レジスタンスレベルで売ること。一般的に、前回の安値がサポートになりやすく、そして前回の高値がレジスタンスになりやすい。
・ 値戻しレベルを確認すること
マーケットの一時的な調整場面では、38%、50%、62%の値戻しレベルがサポートやレジスタンスになりやすい。
・ 線を引くこと
簡単な方法だが、トレンドラインは重要なマーケット分析ツールだ。
・ 移動平均線に注目すること
トレンドの確認に移動平均線は欠かせない。もちろん、最初に動くのは株価であり、移動平均線は株価を追うものだが、客観的にトレンドの変化を教えてくれる。
・ オシレーターを併用すること
RSI、ストキャスティクスなどのオシレーターは、マーケットの買われ過ぎ、売られ過ぎを判断するために役立つ指標だ。
・ 危険信号を見逃さないこと
MACDヒストグラムは、迫るマーケットの反転を教えてくれる。
・ トレンドの強弱を確かめること
マーケットは強いトレンドを示しているのか、それとも横ばいなのかを確認するには、ADX指標(Average Directional Movement Index)が役に立つ。
・ 出来高も忘れずに見ること
はたして現在のトレンドは継続するだろうか?この質問に答えるためには、出来高の分析が必要だ。





(情報源:Arrivederci, rally! Why Italy is latest worry


イタリアの国債・株式が急落、債務危機波及への懸念で=欧州市場

John Murphy's Ten Laws of Technical Trading

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