低いハードル -- 予想を上回るのは当たり前

はたして買い材料になるだろうか、それとも売り材料になるだろうか?明日金曜(8日)は、注目の米雇用統計(6月分)が発表される。下が予想されている数値だ。

・ 非農業部門雇用者数: +11万人

・ 失業率: 9.1%

・ 平均時給: +0.2%

・ 平均労働時間(週): 34.4時間

明日の雇用統計に先立ち、今朝6月分のADP全国雇用者数が発表された。BESPOKE Investment Groupはこう書いている。

ADP全国雇用者数は、予想されていた+7万人を大きく上回る+15万7000人という好結果だった。とにかく強い数値だっただけに、明日の非農業部門雇用者数も予想を大幅に上回りそうだと投資家たちの期待が膨らんでいる。しかし過去を振り返ってみると、ADP全国雇用者数は非農業部門雇用者数の予想に大して役立っていない。2007年から現在までのデータを調べると、ADP全国雇用者数と非農業部門雇用者数が同じ方向に動いたことはたったの52%であり、ADPの結果を使って非農業部門雇用者数が予想を上回るかどうかを予想することは難しい。

スティーブ・ゴールドスタイン氏(marketwatch.com)は、こう述べている。

数値が予想を上回ったからといって、それが良い数値だったと結論することはできない。相変わらず高い米国の失業率に影響を与えるためには、向こう何年にもわたって、雇用者数は毎月20万人以上増える必要がある。経済指標の予想も、最初から低く設定されている企業の収益予想のようなものだ。たった2インチのハードルを大きく飛び越えたからといって、オリンピックの選手になることはできない。





(情報源: Jobs data not good just because stocks rise

How to Trade Tomorrow's Employment Report

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