今は株を買う時ではない -- リチャード・ラッセル氏

リチャード・ラッセル氏(Dow Theory Letters)のコメント:

これは本当にブルマーケットだろうか?私はブルマーケットだと思う。もしそうであるなら、私たちは徹底的に株を買うべきではないだろうか?私は、そうしないことを選択する。なぜなら、現在の株は割安ではないからだ。配当利回りは低く、それに待ち伏せるウォール街に、わざわざ飛び込んでいくつもりはない。
安全に大きな利益を上げるためには、割安な株を買う必要がある。3%未満のダウ銘柄の配当利回りは、ダウ指数(マーケット)が割安レベルから大きく離れていることを示している。
もちろん、ここからマーケットが更に上昇する可能性はある。しかし一流ピッチャーに対面するバッターのように、私には次の球を振るつもりはない。頭の古い頑固者と思うかもしれないが、リスクと株の価値を考えると、私は今ここで株を買うことはできない。
QE2(量的緩和第2弾)は一応終わり、国債市場は今までのように連銀を頼ることができなくなった。こんなシナリオが広く受け入れられている。QE2の終了で連銀による国債買いはストップした。当然国債価格は下がり、その結果金利が上昇して米国経済に悪影響を与えることになる。もし本当に経済が後退すれば、連銀は経済刺激策の実施を余儀なくされ、これは金や銀価格を大きく上昇させることになる。

下は、長期国債に連動する上場投信の日足チャートだ。




これで7本連続の陰線だ。先週木曜(A)のローソク足を見てほしい。こんな長い下ヒゲは、一般的に反転のシグナルになるものだが、今のところ積極的な買い手は現れない。言い換えれば、Aの安値を割るような事態となれば失望売りが殺到しそうだ。


(情報源: RICHARD RUSSELL: THE #1 REASON TO BE UNDERWEIGHT EQUITIES

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